京都から東京へ

一条真也です。
24日の朝、京都のホテルで目覚めました。
昨日はブログ「『日本人と死生観』シンポジウム」で紹介したイベントに出演し、その夜は京都大学名誉教授の鎌田東二先生と2人で「シンとトニーのムーンサルトレター」200信達成の祝宴を開きました。

f:id:shins2m:20211124120924j:plainJR京都駅にて
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JR京都駅のホームで

今回は家族も一緒に京都に来ていましたが、この日、家族は小倉へ。わたしは東京へ。社外監査役を務めている互助会保証株式会社の監査役会および取締役会に参加するためです。部屋で朝食を済ませたわたしはホテルをチェックアウトし、隣接するJR京都駅へと向かいました。

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車内のようす

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昼食は、サンドイッチ

 

京都駅からは11時39分の新幹線のぞみ194号に乗車。途中、京都駅で買ったサンドイッチを昼食として食べました。京都の駅弁はどれも美味しいです。それから、窓から見える景色などを眺めて、少しボーッとしました。この11月は本当に忙しかったです。

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車内では読書しました

 

もちろん、車内で読書もしました。この日は、石原慎太郎著『死者との対話』(文藝春秋)を読みました。作家として政治家として活躍してきた著者も齢87歳を迎えました。忍び寄る死の影をも直視しつつ綴った珠玉の七編を収録した最新短編集です。インパール作戦で多数の戦友を失った男が戦後にとった行動を描いた「暴力計画」。死に直面する作家が自在なリズムで自己と対話する「―ある奇妙な小説―老惨」。末期患者と看護人の間に芽生えた奇妙な友情を綴った「死者との対話」。ある少女を襲った残酷な運命を描いた「いつ死なせますか」。切れ味の鋭い掌編の連打である「噂の八話」。「これは私の一生を通じて唯一の私小説だ」という「死線を超えて」。ヨットレースを引退した男の胸に去来するものを描き出した「ハーバーの桟橋での会話」など、死と直面する自らをも捉える作家の冷徹な眼が光っています。

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JR東京駅のホームで

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JR東京駅にて

 

そうこうしているうちに、13時54分にJR東京駅に着きました。京都は気温9度で寒かったのですが、東京は16度で暖かかったです。東京駅には多くの人がいましたが、新型コロナウイルスの新規感染者数が激減しているので、以前のような不安感はなくなりました。でも、油断は禁物です。わたしはパープルの不織布マスクをしたまま、東京駅からタクシーで赤坂見附の定宿へと向かいました。夕方からは、銀座で、「出版寅さん」こと内海準二さんと次回作の打ち合わせをします。

 

2021年11月24日 一条真也