「財界九州」新春特大号取材 

一条真也です。
10月5日、10時からサンレー本社の社長室で、わたしが副理事長を務める冠婚葬祭文化振興財団の「儀礼儀式文化振興事業 第1回検討会議」にオンラインで参加。

f:id:shins2m:20211005144950j:plain写真撮影のようす

 

会議では、互助会経営者と学者の先生方が入り乱れて白熱の議論が繰り広げられました。会議終了後、13時半から「財界九州」の新春特大号の取材を毎年恒例の「財界九州」新春特大号の取材を松柏園ホテルで受けました。今日の北九州はけっこう暑かったのですが、新春に読まれるので、頑張って冬用のスリーピースを着て臨みました。

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写真撮影のようす

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写真チェックのようす

 

「財界九州」の新春特大号に登場させていただくのも、早いもので、もう21回目です。第1回目は、社長に就任した2001年の暮れに取材を受けました。本日は最初に松柏園ホテルの貴賓室で写真撮影を行いました。ちょうどサンレー大分から冠婚副本部長の山下執行役員も来ていたので、一緒に撮影に立ち会ってもらいました。彼は、これまで10年以上も「財界九州」の取材担当者だったのです。

f:id:shins2m:20211005144023j:plainインタビュー取材のようす

 

写真撮影後は、それからインタビュー取材に移り、財界九州社・企画編集部の鳥海副部長の質問に答えました。わたしは、以下のような話をしました。コロナ2年目だった今年ですが、福岡市東区多々良紫雲閣をオープンするという明るい話題がありました。昨年12月28日に福岡市博多区浦田紫雲閣をオープンしましたので、福岡市で2施設目となります。幸いに大変好評で、業績も予想以上ですので、これからも福岡市には積極的に出店したいです。

f:id:shins2m:20211005134809j:plainグリーフケア資格認定制度について

 

今年6月、グリーフケア資格認定制度がいよいよスタートしました。この制度では、グリーフケアの基礎知識を持って、グリーフを抱える人と向き合い、必要に応じてケアができる専門職へ橋渡しする能力を備える者を「グリーフケア士」として認定します。さらに今後は上位資格として「上級グリーフケア士」も設置。実践力が身に付き、現場におけるグリーフケアのファシリテート(サポートや手助け)ができる能力を備える者を認定します。全互協のグリーフケアPT座長として、わたしが全力で取り組んできた事案でしたので、資格認定制度の発足に感無量です。

f:id:shins2m:20211005135432j:plain「SDGs」について語りました

 

いま、「SDGs」が国際的なキーワードになっています。「持続可能な開発目標」という意味ですが、わたしは冠婚葬祭互助会は社会を持続させるシステムそのものであると考えています。結婚式は夫婦を生み、子どもを産むことによって人口を維持する結婚を根底から支える。葬儀は儀式とグリーフケアによって死別の悲嘆によるうつ、自死の負の連鎖を防ぐ。冠婚業も葬祭業も、単なるサービス業ではありません。それは社会を安定させ、人類を存続させる重要な文化装置なのです。冠婚葬祭が変わることはあっても、冠婚葬祭がなくなることはありません。

f:id:shins2m:20211005144112j:plainハートフル・エッセンシャルワークとは?

 

さらには、「ケアすることは、自分の種々の欲求を満たすために、他人を単に利用するのとは正反対のことであり、相手が成長し、自己実現することを助けること」などのケアについての自分の考えを明らかにしました。葬祭業は、サービス業というよりもケア業です。他者に与える精神的満足も、自らが得る精神的満足も大きいものであり、いわば「心のエッセンシャルワーク」あるいは「ハートフル・エッセンシャルワーク」と呼ばれるでしょう。これは葬祭業に限らず、ブライダル・ビジネスでも同様です。これからの冠婚業は新郎新婦をはじめ、祝われる方々のさまざまなケアを心掛けなければいけません。

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湯縁で有縁社会を再生したい!

 

「サービス業からケア業へ」ということで、わが社の今後の方向性の先に、「日王の湯」の運営もあります。このたび、わが社は福岡県田川郡福智町にある「ふるさと交流館 日王の湯」を管理・運営することになりました。リニューアル工事をした上で、9月10日に正式オープンしました。8000坪の敷地、310坪の温泉棟、154坪の宿泊棟、264坪の大宴会場という、福岡県最大級のスケールです。高齢者の会員様が多い互助会との相性が良い。この施設をベースに、共に入浴する「湯縁」によって有縁社会を再生したいと考えています。

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互助会こそソーシャル・ビジネスだ!

 

SDGsは環境問題が注目されがちですが、人権問題も貧困問題も児童虐待・・・・・・すべての問題は根が繋がっています。そういう考え方に立つのがSDGsであるわけですが、その意味で入浴ができなかったり、1日に1回しか食事ができないようなお子さんに対して、見て見ぬふりはできません。コロナが落ち着いたら、日王の湯を解放して、子どもたちに風呂に入ってもらい、その後、食堂でカレーライスをお腹いっぱい食べてもらうイベントを開催したいと考えています。それは、新しい互助会の在り方だとも思います。わたしは、互助会こそソーシャル・ビジネスであると考えています。

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儀式を通じて志を果たしたい!

 

七五三のような通過儀礼を挙げてもらえない子どもたちには、「合同七五三」の実行を考えています。いずれはイベントでなく持続性のある活動も視野に入れたいです。孤独な高齢者には、「合同長寿祝い」も行いたい。この考えに賛同して下さる方々には、ぜひ、わがサンレーの互助会に入会していただきたいと思います。つまり、その事業の志と継続性を支援するクラウド・ファンディング的な意味での互助会募集です。カンパニーズ・ビー・アンビシャス!

f:id:shins2m:20211005135547j:plainアンビショナリー・カンパニーでありたい!

 

わが社は、他者の幸せを願う志を持ったアンビショナリー・カンパニーでありたい。『論語』で孔子が訴えている最大のメッセージとは、「他者を幸せにする志を持て!」ということだと思います。今年の11月18日に創立55周年を迎えるわが社には「志」があります。わが社は、志のある会社としてのアンビショナリー・カンパニーであり続けたいと願っています。このインタビュー記事は「財界九州」新春特大号に掲載されます。どうぞ、お楽しみに!

f:id:shins2m:20211002202605j:plain「財界九州」2021年新春特大号

 

2021年10月5日 一条真也