岸田新総裁に期待すること

一条真也です。
29日、13時から副理事長を務める一般財団法人 冠婚葬祭文化振興財団のオンライン会議が開催。同時刻に、事実上、次の総理大臣を決める自民党総裁選が行われましたので、社長室のテレビを無音でつけて、投票のようすをチェックしながら会議に参加しました。決選投票の結果、岸田文雄政調会長が新総裁に選出されました。

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新総裁誕生の瞬間!

 

岸田氏は1回目の投票で国会議員票と党員票を合わせて、256票を獲得しトップに立ちましたが、過半数の得票には至らず、2位となった河野行革担当大臣との間で決選投票が行われました。決選投票の結果は岸田氏が257票、河野氏が170票でした。わたしは冠婚葬祭互助会政治連盟の副会長も務めていますので、総裁選についての情報は逐一入っていました。早い段階で岸田氏の勝利を確信していましたが、岸田総裁が誕生して良かったと思います。

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岸田氏はわが母校である早稲田大学の出身ですが、久々の早大出身総理が誕生します。大学院まで行かれたとのことで、勉強熱心なのは素晴らしいことです。やはり、国家のリーダーには知性と教養が欠かせないと思います。見た目の印象もスカッとした印象で、海外の国家首脳とサミットなどで並んでも遜色ありません。いずれ日本国の第100代総理大臣になられるであろう岸田新総裁には、いろいろと期待したいことがあります。



まずは、コロナ対策。この先も感染拡大の波は来るでしょうが、いたずらに国民に自粛を強要したり、飲食店いじめをするのは止めていただきたい。岸田氏は政界きっての酒豪で、ロシアの外相と朝までウオッカの飲み比べをしても負けなかったといいます。お酒の素晴らしさを知っておられるだけに、ぜひ、アルコールの全面解禁を期待いたします。また、日本の最大の国難少子化による人口減少ですので、若者が結婚しやすい、また結婚式を挙げやすい政策を行なっていただきたいと希望いたします。「GoToトラベル2.0」などよりも、ぜひ「GoToウエディング」を実施していただきたい!


最後に、岸田新総裁の選挙区は広島です。アメリカでは「ヒロシマ出身者が日本の総理大臣になるのは好ましくない」などという声もあったようですが、原爆の悲劇を世界中にアピールし、平和を訴えていただきたい。わたしの妻も広島出身ですが、岸田新総裁の誕生を喜んでいました。妻の高校の先輩である元参議院議員溝手顕正氏は岸田氏の心の師ですが、河井安里氏の出馬によって落選。その後、河井克之元法相と安里氏の夫妻は公職選挙法違反で逮捕されました、自民党から出た1億5000万円の行方をしっかり追及して、師の無念を晴らしてほしいです。



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2021年9月30日の各紙朝刊

 

2021年9月29日 一条真也