一条真也です。
9日の午後、わたしは石川県に出張しました。福岡県は緊急事態宣言で、石川県は感染まん延防止特別警報の最中ですが、わたしはワクチンを2回接種済みです。また、もちろん不要不急の出張ではありません。
福岡空港の前で
福岡空港にて
ブログ「法令試験」で紹介したように、わたしは2018年10月24日に石川運輸支局で、一般貸切旅客自動車運送事業の法令試験を受け、幸いにも合格しましたが、その後の「運輸安全マネジメント評価」のレビューを同支局で受けるためです。北九州市の小倉から車で福岡市に向かったわたしは、福岡空港からANA4648便で小松空港に向かいました。
ラウンジで青汁を飲む
ラウンジから見た飛行機雲
ANAのラウンジで青汁を飲み、モバイルパソコンでメールなどを処理したり、本を読んだりしました。窓の外には、飛行機雲が見えました。秋の空は澄んでいるので、綺麗です。いつもはここで布マスクから不織布マスクに替えるのですが、今日はパープルのグラデーション不織布マスク1枚で乗り切りました。ラウンジを退出する10分ほど前に会社から「日王の湯」のオープンについての新聞記事のデータが送られてきました。それを紹介すべく、ブログ「『日王の湯』の新聞報道」を慌てて書きましたが、時間がギリギリで、飛行機に乗り遅れそうになりました。
飛行機まではバスで移動
小さな飛行機に乗りました
機内のようす
上空から見た博多の街
飛行機雲が見えました
見事な飛行機雲でした
雲は天才である(by石川啄木)
ラウンジを出ると、搭乗口からバスに乗って小さな飛行機が停まった場所まで行き、そこから乗り込みました。機内は、いつもよりは乗客が少なかったです。わたしは通路側の席に座っていたのですが、お隣の窓側の席が空いていたので、外の景色がよく見えました。やはり秋の空は澄んでいて、上空から博多の街がよく見えました。また、ここからも飛行機雲が見えました。じつに見事な飛行機雲で、太陽の日輪も見えて、とても神秘的な光景でした。
機内では読書しました
わたしは、機内サービスのコーヒーを飲みながら、読書しました。この日は、『恐怖!幽霊のいる映画』山崎圭司+別冊映画秘宝編集部・編(双葉社スーパームック)を読みました。洋画、邦画、時代、ジャンル問わず、観れば必ずゾッとする心霊映画のオールガイドです。わたしは「グリーフケアと映画」を研究テーマにしていますが、「幽霊」は最重要のテーマの1つです。別冊映画秘宝のホラーものにはハズレがありませんが、今回も非常に興味深い内容です。わたしの好きな「シックス・センス」や「アザーズ」をはじめ、「パラノーマル・アクティビティ」「インシディアス」「死霊館」といった心霊映画シリーズについても詳しく考察され、夢中で読みました。「幽霊は映画とともに育った~ファンタスマゴリアからスプーク・ショーへ」(大場可奈男)、「アミティビルとアメリカの祟り」(ノーマン・イングランド)などの骨太の論考も収められ、読み応えがありました。
北陸が見えてきました
上空から見えた加賀(中央は加賀観音)
上空から見えた小松のゴルフ場
読書の合間に、窓の外の光景を眺めました。鳥取の上空では、鳥取砂丘が見えました。加賀の上空では、加賀観音が見えました。そして、小松の上空には緑豊かなゴルフ場が見えました。約1時間20分のフライトを経て、わたしの乗った小さな飛行機は無事に小松空港に到着しました。
小松空港に到着した小さな飛行機
小松空港のようす
小松空港にて
小松空港の前で
小さな飛行機から降りると、陽射しがまぶしかったです。わたしは、たまらずサングラスをかけました。北陸はだいたい日照時間が少ないですが、さすがに9月ぐらいだと太陽の光が燦燦と降り注ぎます。小松空港には、サンレー北陸の東専務と青木部長が迎えに来てくれました。
ホテルから見た金沢駅前のようす
「北國新聞」2021年9月9日夕刊
小松空港からは社用車に乗って、金沢駅前の定宿に向かいました。ホテルの客室に置かれていた地元紙も夕刊には、石川県の感染指標が引き下げになる方向で最終調整に入るも、感染まん延防止特別警報が延長になるそうです。なので、飲食店では酒が飲めません。夕食はホテルの部屋でテイクアウトの弁当を食べます。明日は朝から運輸支局の「運輸安全マネジメント評価」のレビューを受けるので、これから一般貸切旅客自動車運送事業の法律を勉強し直します。俺がやらねば誰がやる!
2021年9月9日 一条真也拝