グリーフケア動画撮影  

一条真也です。
18日、ブログ「五輪・グリーフケア・笑顔」で紹介した天道塾の終了後、サンレー本社で動画の撮影を行いました。全互協が配信するグリーフケア資格認定制度の紹介ムービーの中のグリーフケアPT座長としての挨拶動画です。生まれて初めて使うプロンプターに戸惑いながら、わたしは以下のような挨拶を行いました。グリーフケアのテーマカラーであるグリーンの装いで臨みました。

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グリーンの装いで・・・ 

 

グリーンと黒の市松模様の鬼滅マスクを外して最初に、「わたしは一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会の副会長で、グリーフケアPTの座長を拝命している者です」と自己紹介をしてから、挨拶を行いました。

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動画撮影のようす

 

いよいよ一般財団法人冠婚葬祭文化振興財団による「グリーフケア資格認定制度」がスタートいたします。この制度は上智大学グリーフケア研究所による監修のもと、冠婚葬祭互助会において葬儀に携わる方だけでなく、医師や看護師・介護スタッフなど職務を通してグリーフケアの実践が必要な方、遺族会患者会などの悲嘆を抱えた方に寄り添いケアを行う方、そしてグリーフケアに関心の高い方に広く門戸を開き、資格として認定していくものです。

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動画撮影のようす

 

これまで死別悲嘆に直接かかわる葬儀業界では葬儀の施行に加え、サポートやケアの必要性が訴えられてきました。そして今、グリーフケアの正しいスキルを持った専門職の育成とその活躍がこれからの葬儀の中で大きなポジションを占めて来ることも言われています。また、現代社会においてもグリーフの中にある方々に向けての適切なサポートやケアの重要性がますます高まっていますが、グリーフケアは葬儀施行以外にも医療の現場をはじめ、さまざまな現場で必要とされています。

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熱い想いを伝えました

 

グリーフケア士は「悲嘆者」と誠実に向き合い、ライフサイクルの中で起こるグリーフの諸相を理解し、儀礼と傾聴を通してケアを実現する専門職です。そしてその存在はグリーフを抱える「悲嘆者」が日常の生活の中でケアされる健全な社会を構築する推進者でもあります。ケアを通じ、「悲嘆者」だけでなく、ケアする人がケアされること、すなわち「ケア者のケア」も、グリーフケアに含まれます。

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最後は笑顔で・・・

 

皆様方にはこの資格認定制度を活用していただき、共に「心ゆたかな社会」をつくるために必要不可欠な存在となっていただきたいと願っております。そしてこの認定制度がその一助となることができれば幸いです。そして、「最後に皆様の今後のご活躍を祈念し、ご挨拶にかえさせていただきます」と言って、挨拶動画の撮影を終えました。

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生まれて初めてプロンプターを使いました

 

生まれて初めてのプロンプターには違和感もありましたが、なんだか総理大臣になったような気がしました。(笑)なお、この動画は、全互協のホームページに掲載されます。この後、映画の撮影があります。気分をプレジデントからアクターにチェンジしたいと思います。(笑)

 

2021年6月18日 一条真也