「鬼滅の刃」の大ヒットの理由

一条真也です。
30日、「ふくおか経済」5月号が発売されました。「編集部のお薦め」のコーナーに、拙著『「鬼滅の刃」に学ぶ』(現代書林)の書評記事が掲載されています。

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「ふくおか経済」2021年5月号 

 

記事は、「冠婚葬祭経営者・宗教研究者がひも解く『鬼滅の刃』の大ヒットの理由(わけ)」の見出しで、「この一冊で『鬼滅の刃』の秘密がわかる。三途の川というと、舟を使うか歩いて渡るのが一般的なイメージだろう。ところが、炭治郎は川に架かる橋を渡る。中国で成立した『地蔵十王経』によれば、善人は橋を渡るとあるそうで、『すなわち、『鬼滅の刃』は三途の川を、仏教的な経典に則って正しく表現しているといえるのです』(本文180ページ)。大手冠婚葬祭会社を経営する傍ら、宗教研究者としても知られる著者が、『鬼滅の刃』の作品から神道儒教、仏教の要素をひも解き、大ヒットの要因を探る。見えてきた答えは、日本人の本能による渇望だった――」と書かれています。

 

 

2021年4月30日 一条真也