雨の東京へ

一条真也です。5日、東京に出張しました。
わたしは全互協のグリーフケアPTの座長を務めていますが、グリーフケア資格認定制度のテキストも完成し、いよいよ6月の試験実施に向けて加速します。それに関連した打合せ、新しい本の企画会議などに参加するためです。

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北九州空港の前で

 

緊急事態宣言が解除されたとはいえ、ホテルや飲食店などがまだ不便です。昨日発表された東京の感染者数は355人でした。新型コロナウイルスをめぐる 政府分科会の尾身会長は東京で変異株が増えているなどとして、「大阪のような状況になる可能性がある」と危機感を示しました。

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北九州空港にて

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SFJ80便で東京へ!

 

この日の北九州空港は、人が多かったです。春休みは終わっても、子どもたち、特に幼児も多かったですね。搭乗したスターフライヤー80便も満席でした。スターフライヤーでは機内サービスでコーヒーをオーダーすると、ビターなオリジナル・チョコレートを付けてくれます。ずっと、コロナ禍でサービス停止中だったのですが、前回(3月15日)のフライトでようやく復活しました。でも、今日はコーヒーを頼んでもチョコレートは貰えませんでしたね。

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機内のようす

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易経入門』を読みました

孔子がギリシア悲劇を読んだら 易経入門 (文春新書)
 

 
機内では、いつものように読書をしました。読んだのは、『易経入門』氷見野良三著(文藝春秋)という本です。「孔子ギリシャ悲劇を読んだら」というサブタイトルがついています。易によってギリシア悲劇を読み解くことは可能なのか。書東西思想の対話を試みる、比較文学冒険の書です。著者は1960年富山市生まれ。83年東京大学法学部卒業、大蔵省入省。ハーバード・ビジネス・スクールMBA。バーゼル銀行監督委員会事務局長、金融庁証券課長、銀行第一課長等を経て、現在、金融庁総務企画参事官(国際担当)。ちなみに、著者は「霞が関一の教養人」と呼ばれているそうです。

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羽田空港は雨でした

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羽田空港にて

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塩ラーメンで遅めの昼食を

 

搭乗した飛行機は乱気流で、けっこう揺れました。羽田空港への着陸も強風のため一度目は果たせず、再度のチャレンジで成功しました。羽田空港は雨でした。花粉と黄砂が混じったようなベトついた嫌な感じの雨です。まずは、空港出口近くのラーメン店で遅めの昼食を取りました。今日は、塩ラーメンを食べました。食後は、そのまま赤坂見附の定宿に向かいました。

f:id:shins2m:20210405160337j:plainホテル客室から見た雨上がりの東京 

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雨上がりの新国立競技場


ホテルにチェックインすると、ちょうど雨が上がり、客室の窓から新国立競技場が見えました。わたしは、「東京五輪、どうなるかな?」と思いました。ずっと開催中止派でしたが、ブログ「ありがとう、池江選手!」で紹介した大快挙を知ってからは、「まあ開催してもいいか」という考えに変わりました。「池江選手は、本当にすごい!」と思っていたら、東京都から感染速報のLINEが届きました。今日の感染者数は、249人でした。これから、わたしは四谷まで歩いて行きます。四谷では、 上智大学グリーフケア研究所島薗進所長とお会いし、今後の諸事について作戦会議する予定です。

 

2021年4月5日 一条真也拝