一条真也です。
１５日、東京に出張しました。全互連の理事会、全互協の正副会長会議および理事会、冠婚葬祭文化振興財団の理事会などに参加するためです。緊急事態宣言中の東京は不便なのであまり行きたくないのですが、仕方ありません。２１日で宣言解除の予定でしたが、ここのところ感染者が増加傾向にあり、今後の予測がつきません。
北九州空港の前で
あ、あれは！
メーテルではないか！
メーテルと記念撮影
メーテル、早くついておいで！（笑）
北九州空港に到着してエスカレーターで２階に上がると、わたしの視界に黒衣の女性の姿が入ってきました。あれは、メーテルではありませんか！ じつは明日３月１６日で北九州空港が開港１５周年を迎えるということで、地元出身の漫画家である松本零士氏の「銀河鉄道９９９」の人気キャラクターであるメーテル像が設置されたのです。早速、わたしはメーテルと記念撮影をしました。北九州空港といえば、１５年前の３月１６日、わたしは東京からの第一便に乗車したことを思い出しました。あのときは某国会議員の先生と一緒でしたが、あれからもう１５年が経ったとは！
北九州空港にて
搭乗したＳＦＪ８０便
空港のラウンジでＰＣメールやスマホのＬＩＮＥをチェックしました。ブログ「シン・エヴァンゲリオン劇場版」に大量のアクセスが集中していました。「ぜひ、『エヴァに学ぶ』という本を書いて下さい！」というメールも届いていました。「鬼滅の刃」と違って単独で本は書くつもりはありませんが、いずれ刊行予定の『死を乗り越えるアニメガイド』にこのブログ記事をリライトして収録したいと思います。今朝、目が覚めた瞬間、「『鬼滅の刃』に日本人の『心』の初期設定があるなら、『エヴァ』はアップデートを描いている」ということに気づきました。特に、「シン・エヴァンゲリオン激情版」は、人生の過渡期において、さまざまな試練とどう向き合うかに取り組んでおり、まさにアップデートだと思います。
機内のようす
減便ゆえに満席でした
１１時４５分発のスターフライヤー８０便に搭乗しましたが、現在は大幅な減便中ということで満席でした。かえって感染しないかと不安になります。いつもは黒の布マスクを白の不織布マスクに着け替えるのですが、今日は春を呼ぶピンクの不織布マスクを着けていたので、機内でもそのままでした。機内サービスのコーヒーとともに、チョコレートが配られました。コロナでずっとチョコは配られなかったのに、本当に久しぶりです。わたしは「夜明けは近い！」と思いました。
機内では読書をしました
横書きの本なので赤線が引きにくかった！
機内では、いつものように読書をしました。『逆・タイムマシン経営論』楠木健・杉浦泰著（日経ＢＰ社）という本です。これまで多くの企業が、日本より先を行く米国などのビジネスモデルを輸入する「 タイムマシン経営 」に活路を見いだしてきました。しかし、それで経営の本質を磨き、本当に強い企業にはなれません。むしろ、大切なのは技術革新への対応など過去の経営判断を振り返り、今の経営に生かす「 逆・タイムマシン経営 」であることを訴えた本です。非常に面白いビジネス書ですが、横書きなので、赤のボールペンで傍線を引くのに難儀しました。
羽田空港にて
羽田空港には１３時１５分に到着しました。気温が２０度もあって暖かく、わたしのようにコートを着ている人は少なかったです。いつものように、昼食にラーメンでも食べようかなと思いましたが、あまりお腹が空いていないので、今日は昼を抜くことにしました。その代わり、夕食は美味しいものを食べたいです。緊急事態宣言につき、飲食店が２０時までの営業なので慌ただしいですが。翌１６日は朝一番で、「出版寅さん」こと内海準二さんと次回作『心ゆたかな読書』（仮題、現代書林）の打ち合わせをします。
２０２１年３月１５日 一条真也拝
