日刊ゲンダイDIGITALに『命には続きがある』が紹介されました

一条真也です。
今日は東日本大震災から10年目の日ということで、地震発生時刻の14時46分には小倉で黙祷をしました。日本中の人々が「命」について想いを馳せたことと思いますが、この日、日刊ゲンダイDIGITALに『命には続きがある』(PHP文庫)が紹介されました。東京大学名誉教授の矢作直樹氏との対談本です。

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日刊ゲンダイDIGITAL 」より

 

記事は、「多くの生と死を見つめてきた救命医の矢作氏と葬儀会社を経営する作家の一条氏による対談集」として、「一条氏は、以前から人が亡くなったときに『不幸があった』と表現することに違和感があったという。『「死が不幸」なら、どんなに素晴らしい生き方をしても、どんなに幸福を感じながら生きても、最後には不幸になる』。そんなバカな話はない『死は決して不幸な出来事』ではないと語る。一方の矢作氏は『現代人の不幸は、死が見えなくなっていること』だと指摘。冬山登山で死を覚悟した自らの体験や、患者のみとりなどを振り返り、死んでも『人間は死者(他界の人)として生きている』と語る。体外離脱や憑依、お迎え現象など未知なる世界の話題から死別の悲しみに寄り添うグリーフケアの重要性まで語り合う」と書かれています。同書では、東日本大震災新型コロナウイルスについても大いに語られています。1人でも多くの方が手に取って下さり、「命」と「死」と「葬」について考えて下さることを願っています。

 

命には続きがある (PHP文庫)

命には続きがある (PHP文庫)

 

 

2021年3月11日 一条真也