金沢から小倉へ!

一条真也です。
昨夕、金沢に入りました。今朝の気温は11度。ホテルで朝食を済ませると、金沢駅のすぐ近くにある金沢紫雲閣へ向かい、サンレー北陸の本部会議に参加しました。

f:id:shins2m:20210310114744j:plain
金沢駅の前で 

f:id:shins2m:20210310115728j:plain
金沢駅のホームで 

f:id:shins2m:20210310120335j:plain

サンダーバードの車内のようす 

f:id:shins2m:20210310120837j:plain
八寿栄のお弁当を食べました

会議終了後は金沢駅へ。金沢を12時14分発のサンダーバード22号に乗りました。車内では、まず昼食の弁当を食べました。わが社の「八寿栄」で作られた特製弁当です。本当は、会議後にみんなと一緒に食べたかったのですが、車内で1人でいただきました。上品な味付けで、美味しかったです。

f:id:shins2m:20210310120701j:plain
昼食後は読書をしました 

 

弁当を食べ終わると、読書をしました。『三島由紀夫 なぜ、死んでみせねばならなかったのか』浜崎洋介著(NHK出版)という本です。著者は気鋭の文芸評論家です。三島自身が「これがわかれば僕の全部がわかる」とした作品論『太陽と鉄』に基づいて作家履歴を3つに分けて読み解き、天才少年が肉体右翼として自決に至るまでを必然的な1本の筋道として描く、万人向けの入門書です。140ページ足らずの本なので、1時間ちょっとで読み終えました。面白かったです。

f:id:shins2m:20210310134437j:plain
車窓からの眺め 

f:id:shins2m:20210310141438j:plain琵琶湖が見えました

f:id:shins2m:20210310141939j:plain
ライン河かと思いました 

f:id:shins2m:20210310141658j:plain
比良連峰も見えました 

 

読書で目が疲れると、車窓からの風景を眺めました。まだ雪が残っている山々が見え、琵琶湖の周囲も通りました。まるでライン河のような景色も出現して、海外旅行をしているような気分になりました。琵琶湖の反対側には、比良連峰の雄大な姿も見えました。

f:id:shins2m:20210310150613j:plain
新大阪駅で新幹線に乗りかえ

f:id:shins2m:20210310151602j:plain
新大阪駅のホームで

 

15時ちょうどに新大阪駅に到着。そこから、15時18分の新幹線さくら563号に乗り換えました。正直言って、わたしは大阪の街が大の苦手です。いつもは京都駅で乗り換えるのですが、今日はどうしても乗り継ぎがうまくいかず、新大阪駅で乗り換えました。マスクの下で息をひそめて、新大阪駅のホームで新幹線さくら563号を待ちました。

f:id:shins2m:20210310152428j:plain
さくら号の車内のようす 

f:id:shins2m:20210310152612j:plain

再び、読書をしました 

中央公論特別編集-彼女たちの三島由紀夫 (単行本)

中央公論特別編集-彼女たちの三島由紀夫 (単行本)

  • 発売日: 2020/10/20
  • メディア: 単行本
 

 

15時ちょうどに新大阪駅に到着。そこから、15時18分の新幹線さくら563号に乗り換えました。さくら車内でも、読書をしました。『彼女たちの三島由紀夫中央公論特別編集(中央公論新社)という本です。「三島由紀夫は女性(読者)に何を語ったのか」を探るアンソロジーです。岸田今日子高峰秀子越路吹雪宇野千代らとの全集未収録対談と、『婦人公論』発表の作品を中心に、女性誌を舞台にした三島の発言とエッセイを集成。同時代を生きた杉村春子若尾文子円地文子湯浅あつ子ほかの貴重な回想に加え、石井遊佳、北村紗衣、酒井順子ヤマザキマリによる新規エッセイを収録しています。執筆者が全員女性による初の三島読本ということで、興味深く読みました。

f:id:shins2m:20210310174622j:plain
小倉駅に到着しました

f:id:shins2m:20210310175033j:plain
小倉駅祇園太鼓像の前で

 

小倉駅には17時45分に到着しました。気温は16度で、暖かかったです。3日連続で列車での長距離移動をしたことになり、さすがに疲れました。ずっと座りっぱなしだったので、腰が痛いです。わたしは、金沢の土産(笹寿司、餡ころ餅)を渡すために実家へと向かいました。両親ともに高齢で足を悪くしており遠出ができないので、土産を持っていくと大変喜んでくれます。笹寿司は母の、餡ころ餅は父の好物です。2人とも、どうか元気で長生きしてほしいと願っています。実家に着くと、弟もいたので、久々に家族で夕食を取りました。明日は、東日本大震災の発生から10年目となる日ですね。

 

2021年3月10日 一条真也