北陸へ飛ぶ!

一条真也です。
4日の午後、福岡空港からANA4648便で北陸の小松空港へ飛びました。現在の福岡県は緊急事態宣言が発出中で、このたび1ヵ月の延期も決まりました。不要不急の県外移動は控えていますが、今回は会議や交渉などがあり、仕事上どうしても必要な出張です。

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福岡空港の前で

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閑散とした福岡空港のロビーで

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ANAのラウンジで

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ラウンジで読書しました

 

緊急事態宣言下ということもあってか、福岡空港は人が非常に少なかったです。わたしはANAのラウンジで好物の青汁を飲みながら、読書をしました。読んだのは、『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン著、久山葉子訳(新潮新書)という本です。「スティーブ・ジョブズはわが子になぜiPadを触らせなかったのか?」というセンセーショナルなキャッチコピーで、世界的な精神科医脳科学の最新研究から恐るべき真実を明らかにした世界的ベストセラーです。

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機内のようす(マスクは不織布!)

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機内では読書の続きを・・・

スマホ脳(新潮新書)

スマホ脳(新潮新書)

 

 

機内では黒のウレタンマスクを白の不織布マスクに替えました。機内でも続けて『スマホ脳』を読みましたが、あまりにも興味深い内容で、ラウンジから読み始めた本を機内で一気に読了しました。「わたしたちは1日平均2600回スマホに触り、10分に1回手に取っている」「現代人のスマホのスクリーンタイムは1日平均4時間に達する」「スマホのアプリは、最新の脳科学研究に基づき、脳に快楽物質を放出する〈報酬系〉の仕組みを利用して開発されている」「10代の若者の2割は、スマホに1日7時間を費やしている」「1日2時間を超えるスクリーンタイムはうつのリスクを高める」「スマホを傍らに置くだけで学習効果、記憶力、集中力は低下する」「世界のIT企業のCEOやベンチャー投資家たちの多くは、わが子のデジタル・デバイスへのアクセスを認めていないか極めて厳しく制限している」「フェイスブックの『いいね!』の開発者は、『SNSの依存性の高さはヘロインに匹敵する』と発言している」などの驚くべき事実が次から次に登場。この本を読んだら、スマホを触るのが怖くなりました。いや、ほんとに!

f:id:shins2m:20210204141750j:plain福岡から飛び立つ!

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機内の窓から見た雲海

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大山の偉容が見えました

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雲の中を飛びました

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小松の街が見えてきました

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所々には雪が・・・

1時間15分ほどの短いフライトでしたが、機内は空いており、窓から雲海などがよく見えました。途中、「左手に大山が御覧になれます」というアナウンスがありました。富士山ほどではありませんが、大山もなかなかの偉容ですね。小松空港に近づくにつれて、天気が悪くなっていきました。

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小松空港は雨模様

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小さな飛行機から降りました

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小松空港にて

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ホテル客室から見た金沢の街

空港に到着して小さな飛行機から降りると、雨がしとしと降っていました。北陸はだいたい日照時間が少ないですが、この日もどんよりとした天候です。なんだか気が滅入ってきます。金沢駅前のホテルにチェックインしましたが、薄暗い金沢の街を見下ろしながら、わたしは「この地に太陽光線あれ!」と念じました。

 

2021年2月4日 一条真也