弘法大師に『「鬼滅の刃」に学ぶ』のベストセラーを祈願

一条真也です。
20日、ブログ「宮崎祝賀式典」で紹介した会社行事を無事に終えた後、ブログ「日本一の弘法大師像」で紹介した今山大師を訪れ、参拝いたしました。

f:id:shins2m:20210120163559j:plain今山大師 にて

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鬼滅本のベストセラー祈願しました

わたしはコロナの終息と社業の繁栄を祈りましたが、『「鬼滅の刃」に学ぶ』(現代書林)のベストセラー祈願もしました。今山大師真言宗の寺院で、九州49院薬師霊場の第18番札所です。 1839年(天保10年)、延岡の地で疾病が猛威を振るいました。そこで延岡城下の大師信徒たちが高野山金剛峰寺まで行き、弘法大師座像(現在の本尊)を勧請して「家内安全」「息災延命」「五穀豊穣」「商工発展」の祈願のために大師庵を経てたことが縁起となっています。1889年(明治22年)に今山八十八ヵ所を開山、1918年(大正7年)には開基1世の円帰哲禅住職が大師堂を建立しました。

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日本一の弘法大師像を背に新刊を持つ 

 

今山大師といえば、何といっても高さ18メートルの「日本一の弘法大師銅像」が有名です。先の戦争は当時の人々の心に大きな傷跡を残しました。そこで終戦の年、戦争によって心に大きな傷跡を残された人々の願いもあって、第2世・野中豪雄住職が戦没者の慰霊と戦後の復興を祈り、弘法大師銅像建立を発願したのです。そして、1957年(昭和32年)4月に世界平和と平和幸福を願って、信徒の浄財1700万円で建立されました。以来、60年以上の間、弘法大師銅像は平和のシンボルとして延岡の地に立っています。

超訳 空海の言葉』を奉納

 

ブログ「空海本奉納」で紹介したように、今山大師には『超訳 空海の言葉』を奉納したこともあります。同書を監訳中、本が無事に完成して出版されることを祈願したところ、ブログ「最新刊の2冊がベストセラー1位に!」で紹介したように、『超訳 空海の言葉』は、発売直後にアマゾンの「仏教入門」および「密教」カテゴリーでベストセラーの1位に輝いたのです。これはもう、弘法大師の御利益としか思えませんでした。そのため、2014年1月9日、空海ゆかりの今山大師に『超訳 空海の言葉』を奉納させていただきました。


奉納式のようす

「夕刊デイリー」2014年1月10日号

 

ブログ「今山大師に最新著書を奉納」で紹介したように、地元紙に奉納式の記事も掲載されました。記事には、野中玄雄住職にわたしが本をお渡ししている写真も掲載されています。記事は「今山大師に最新著書を奉納」の大見出しで、「サンレー社長で作家の一条真也さん」「『超訳 空海の言葉』 弘法大師の教えを分かりやすく」との見出しが続き、奉納に至った経緯、本で紹介した空海のメッセージ、さらには、わたしと延岡との関わりなどが詳しく書かれています。

f:id:shins2m:20210102150905j:plain皇産霊神社の瀬津神職とともに

 

このブログ記事を読んだ皇産霊神社の瀬津神職からは、「弘法大師は日本の繁栄のため、様々な業績を残した僧であり、なおかつ今山大師は疫病退散のための寺院とのことで、天下布礼と疫病による喪失の慰撫を目的としたご著書の成功を必ずや加護されると存じます。世界宗教史屈指な天才に見守られた御本がベストセラーになりますように私もお祈り申し上げます」とのLINEが届きました。有難いことです。あらゆる神仏の御力をお借りして、『「鬼滅の刃」に学ぶ』を世に広めたいと願っています。

 

 

2021年1月20日 一条真也