浦田紫雲閣竣工式

一条真也です。
28日になりました。今年も残すところ、あと4日。素晴らしい晴天となったこの日、ブログ「福岡浦田紫雲閣起工式」で紹介した紹介した施設が「浦田紫雲閣」の名称で完成し、竣工清祓神事が行われました。

f:id:shins2m:20201228102031j:plain完成した浦田紫雲閣

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浦田紫雲閣の前で

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鶴田支配人と

f:id:shins2m:20201228102913j:plain福岡営業所の武富所長と

浦田紫雲閣の場所は、福岡市博多区浦田1丁目13-31です。サンレーグループとしては、「浦田紫雲閣」は福岡県内で46番目、全国で88番目(いずれも完成分)のセレモニーホール(コミュニティホール)です。

f:id:shins2m:20201228101510j:plainロビーには多くの胡蝶蘭が・・・

f:id:shins2m:20201228101743j:plain天下布礼」ブックコーナーも

f:id:shins2m:20201228101119j:plain控室のようす

f:id:shins2m:20201228101051j:plain休憩室のようす

f:id:shins2m:20201228101141j:plainバスルームのようす

浦田紫雲閣は、まるで自宅のリビングルームのような、ゆったりとした最新の控室を完備しています。大切な人との最後の時間を心安らかに過ごせるよう、経験豊富なスタッフが真心込めてお手伝いいたします。

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本日の神饌

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本日の式次第

f:id:shins2m:20201228104338j:plain竣工神事のようす

f:id:shins2m:20201228103317j:plain一同礼!

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竣工神事のようす

f:id:shins2m:20201228104836j:plain清祓之儀のようす

竣工神事の進行は、サンレー総務部の國行部長が担当。竣工神事は地元を代表する神社である「宇美八幡宮」の権禰宜である毛利正英様にお願いしました。 開式の後、修祓之儀、降神之儀、献饌、祝詞奏上、清祓之儀を行いました。

f:id:shins2m:20201228105252j:plain玉串奉奠しました

f:id:shins2m:20201228105257j:plain柏手を打ちました

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柏手を打つサンレー

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神酒拝戴のようす

 

それから、玉串奉奠です。
最初に サンレー社長であるわたしが玉串を奉奠。その後、松田取締役が玉串奉奠し、社員が従いました。その後、撤饌、昇神之儀、神酒拝戴、そして閉式と、滞りなく竣工清祓神事を終えました。

f:id:shins2m:20201228110127j:plain森崎代表への感謝状を読み上げる

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今瀬社長に感謝状をお渡しする

それから、感謝状贈呈式を行いました。
設計を担当して下さった森崎建築設計事務所の森崎代表、施工を担当して下さった松尾組の今瀬社長に心からの感謝の気持ちと金一封を添えて、感謝状を贈呈させていただきました。

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鬼滅マスクを外しました

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主催者挨拶を行いました 

 

次は、いよいよ主催者挨拶です。鬼滅マスクを着けたわたしは、それを外して次のように挨拶しました。
本日、このように立派な施設を建設できて、本当に嬉しく思います。関係者のみなさまに心より感謝いたします。これで、会員様に満足のゆくサービスを提供することができます。ぜひ、新施設で最高の心のサービスを提供させていただき、この地の方々が心ゆたかな人生を送り、人生を卒業されるお手伝いをさせていただきたいと願っています。

f:id:shins2m:20201228110549j:plain天下布礼」について話しました

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わが社の志を述べました

 

それから、「天下布礼」について語りました。
かつて織田信長は、武力によって天下を制圧するという「天下布武」の旗を掲げました。しかし、わたしたちは「天下布礼」です。武力で天下を制圧するのではなく、「人間尊重」思想で世の中を良くしたいのです。わが社の小ミッションは「冠婚葬祭を通じて良い人間関係づくりのお手伝いをする」。冠婚葬祭ほど、人間関係を良くするものはありません。コロナ禍にあっても、それは変わりません。

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1首目の道歌を披露しました

 

そして、わたしたちの理想はさらに大ミッションである「人間尊重」へと向かいます。太陽の光が万物に降り注ぐごとく、この世のすべての人々を尊重すること、それが「礼」の究極の精神です。だから、わたしは「礼」の精神が誕生した中国の地すなわち創立40周年に訪れた上海で「天下布礼」という言葉を久々に持ち出したのです。北九州の小倉の地で生まれた「天下布礼」の「かたち」である紫雲閣がついに博多の地に完成しました。まことに感無量であります。ここで、わたしは以下の道歌を披露しました。

 

小倉よりはじまる礼の世直しは
   コロナを超えて博多に至り 

 

f:id:shins2m:20201228110720j:plain浦田について語りました

 

さらに、わたしは浦田について、こう述べました。
博多区浦田は福岡市博多区に属し、志免町との境に位置する町です。この浦田の東には空の玄関口である福岡空港、南には交通の要所である大宰府インター、また、北には古くから大宰府の外港として栄えた博多港博多駅を望む地にあります。わたしは、つねづね、葬祭業とは交通業であると考えています。その本質は、「この世」というA地点から「あの世」というB地点にお客様をお送りすることだからです。

f:id:shins2m:20201228110917j:plain2首目の道歌を披露しました

 

「あの世」という目的地は、浄土、天国、ニライカナイ、幽世(かくりよ)などなど、さまざまな呼び方をされますが、そこへ行くへ行くには飛行機、新幹線、船、バス、タクシー、それにロケットと数多くの交通手段があるのです。それが、さまざまなお葬式です。そして、紫雲閣の本質とは、死者の魂がそこから浄土へ旅立つ、魂の駅であり、魂の港であり、魂の空港であると言えるでしょう。いわば、「浦田紫雲閣」は「魂のターミナル」なのです。そして、わたしは2首目となる以下の道歌を披露しました。

魂の駅よ港よ空港よ 
    浦田経由の浄土の旅か 

 

f:id:shins2m:20201228111050j:plain力強く決意表明を読み上げる鶴田支配人

f:id:shins2m:20201228111105j:plain決意表明を受け取りました

f:id:shins2m:20201228111534j:plain記念の集合写真を撮影しました

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ついに福岡市に進出しました!

 

その後、鶴田支配人より、この地の方々の人生の卒業式を心をこめてお世話させていただき、地域に愛される会館をめざしますという力強い決意を受け取りました。決意表明の後は、参加者全員で集合写真を撮影しました。この日、直会は行われませんでした。その代わりに、松柏園ホテル謹製のお弁当が参加者にふるまわれ、わたしも持ち帰りました。美味しかったです。

f:id:shins2m:20201223123834j:plain朝日・毎日・読売・西日本新聞12月28日朝刊

 

オープニング見学会ですが、令和3年1月23日(土)・24日(日)に予定していますが、「3密」を避けるため予約制で執り行います。なお、朝日・毎日・読売・西日本の各紙に竣工記念広告が掲載されました。サンレーグループのイメージキャラクターである前川清さんがサンレーマークを手にして、「皆様のまちに、紫雲閣誕生です!!」と微笑んでいます。

f:id:shins2m:20200516165530j:plain心ゆたかな社会』(現代書林)

 

今回は、拙著『心ゆたかな社会』(現代書林)のプレゼント告知も行いました。100冊目の「一条本」となる同書は、「新型コロナが終息した社会は、人と人が温もりを感じる世界。アフターコロナ、ポストコロナを見据えた提言の書。ホスピタリティ、マインドフルネス、セレモニー、グリーフケア・・・次なる社会のキーワードは、すべて『心ゆたかな社会』へとつながっている」というメッセージの希望の書です。抽選で30名様に進呈します。ハガキでご応募下さい!

<応募方法>
郵便ハガキに郵便番号・住所・氏名・電話番号・書籍名をご記入の上、下記宛へお送り下さい。当選者の発表は商品の発送をもって代えさせていただきます。
〒802-0022
北九州市小倉北区上富野3-2-8
サンレー「話題の本」進呈NP係
2021年1月15日(金)消印有効

 

2020年12月28日 一条真也