一条真也です。
2020年11月4日は、グリーフケアの時代を開く記念すべき日となりました。12時より、一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)、上智大学グリーフケア研究所(JGCI)の精鋭陣による「グリーフケアPT」のメンバーが小倉の松柏園ホテルに集結。昼食を取った後、同ホテルで会議を行いました。リモートではなく、久々のリアルな会議です。
グリーフケアPT会議のようす
座長を務めさせていただきました
久々に開催されたリアル会議は、グリーフケアの定義から、テキストや試験問題の内容、ワークの評価の方法など、多様なテーマで大いに議論が白熱しましたが、14時半に終了。グリーフケアPTメンバーは、松柏園ホテルから、そのまま小倉紫雲閣の大ホールに向かいました。
発会式のようす
司会進行の松嶌委員長
小倉紫雲閣の大ホールで、「グリーフケア資格研修発会式」(グリーフケア資格研修ファシリテーター養成課程・開会ガイダンス)が行われるのです。全国の互助会から選び抜かれた10名のファシリテーターのみなさんも集まっていました。司会進行は、全互協のコンプライアンス委員会の松嶌委員長(三重平安閣社長)です。カラオケで鍛えたノドで、いつもの名司会者ぶりを発揮しました!
冒頭、活動映像を流しました
葬儀 グリーフケアとしての役割
「月あかりの会」の活動を紹介
「開会宣言」をする浅井委員長
冒頭、「グリーフケアの時代~サンレーの取り組み~」と題したムービーが流されました。その後、全互協の儀式継創委員会の浅井委員長(出雲殿社長)の「開会宣言」があり、発会式が華々しくスタートしました。まずは、グリーフケアPTの座長であるわたしが挨拶しました。
うさぎマスクで登壇しました
マスクを外しました
わたしは、レクストの金森社長(グリーフケアPT副座長)からお土産にいただいた日本製高級タオルのマスクをつけて登壇しました。わたしの干支である「うさぎ」の絵柄で、わざわざ金森社長と親しいマスク作家の方に作っていただいた逸品です。わたしは、まず、「みなさん、ようこそ、小倉へ!」と大きな声で言ってから、マスクを外しました。
選ばれし者の恍惚と不安、二つ我にあり!
それから、わたしは、こう言いました。
「『選ばれし者の恍惚と不安、二つ我にあり』という言葉があります。フランスの詩人ポール・ヴェルレーヌの言葉ですが、太宰治が『葉』という小説で使い、前田日明も新生UWFの旗揚げの挨拶で使いました。今日ここに全国から選び抜かれて集ったファシリテーターのみなさんも、同じ思いではないでしょうか?」
大いなるミッションを果たされて下さい!
それから、わたしは、こう言いました。
「本日は、上智大学からも先生方がお越しになられています。上智大学は日本におけるカトリックの総本山であり、イエズス会の日本支部です。カトリックでは、何よりも『ミッション』ということを重んじます。みなさんは、グリーフケアの時代を拓くパイオニアです。どうか、自身の大いなるミッションを果たされて下さい。ここに、グリーフケアの時代が幕を開いたことを心より祝福したいと思います!」
発会式のようす
挨拶する金森副座長
挨拶する伊藤教授
挨拶する粟津先生
その後、グリーフケアPTの金森副座長(レクスト社長)、上智大学大学院実践宗教学研究科の伊藤教授、同客員研究員の粟津先生が挨拶をされました。その後は、伊藤教授、粟津先生から「スケジュール」「注意事項」などについての説明がありました。
記念の集合写真を撮影
「 ムーンギャラリー」視察のようす
「世界平和パゴダ」視察のようす
「北九州紫雲閣」視察のようす
それから、参加者全員で記念撮影をしました。撮影が終了すると、みなさんは施設見学に出発されました。今回の視察コースですが、グリーフケアの場としての「ムーンギャラリー」、鎮魂の場としての「世界平和パゴダ」、慰霊の場としての「 月への送魂」(北九州紫雲閣)などです。この日は、日本のグリーフケアの歴史にとっても重要な1日になる予感がします。翌5日も松柏園ホテルで、ファシリテーターによるセッションが行われます。また、サンレー本社では、サンレーグループの全国葬祭責任者会議が開催されます。
2020年11月4日 一条真也拝