冠婚葬祭業はエッセンシャルワークだ

一条真也です。
11月になりました。九州を代表する経済誌である「ふくおか経済」11月号が発行されました。「The FACE 2020」として、わたしが紹介されています。ブログ「『ふくおか経済』取材」で紹介したインタビュー取材の記事です。

f:id:shins2m:20201030140041j:plain「ふくおか経済」2020年11月号

 

記事には「冠婚葬祭業はエッセンシャルワークだ」として、こう書かれています。
「コロナ禍でも金沢の冠婚施設では、この3ヵ月で挙式・披露宴を約70件施行した。
『今の日本の最大の問題はウイルスでなく少子化と人口減少。それには出産・子育て支援よりもまずは夫婦をつくらないと。そこで結婚式が大変重要になってくる。式は心を固める形でもある』と佐久間社長。
『政府にはぜひ、GoToウエディングを考えてもらいたい』と新たな訴えを示す。
一方、葬祭事業は今年、福岡県下だけでも秋までに4ヵ所を新設し、新たに福岡市内でも2件建設が進む。
『人類史をふりかえると明らかだが、感染症が流行ると死者が増えて埋葬も満足にできず、人々は心を痛めてきた。その反動で疫病後は葬儀の大切さが再認識される』であるからこそ、先の結婚式とあわせて『冠婚葬祭業は、生まれてから成長し、伴侶と子を得て、老いて死すという人の営みの中で、都度、不安定になる「こころ」を「かたち」(儀式)で救う、人間社会でなくてはならないエッセンシャルワークだ』と声を大にする。この秋からは、歌手の前川清さんがイメージキャラクターを務める。
『儀式文化はサイエンス。心の科学であり、人間が長い歴史で積み重ねてきた心を安定させる英知だということをアピールしたい』と力を込めた」



2020年11月1日 一条真也