沖縄より祈りをこめて

一条真也です。
沖縄に来ています。これから那覇空港に向かい、そこから伊丹空港へ飛びます。今朝の那覇は晴天ですが、新聞やテレビで九州豪雨の惨状を知り、呆然としています。まさか、観測史上最大の豪雨だったとは!

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琉球新報」2020年7月8日朝刊

f:id:shins2m:20200708083957j:plain沖縄タイムス」2020年7月8日朝刊

 

このたびの豪雨で犠牲となられた方々の御冥福を心よりお祈りいたします。また、被害に遭われた方々には心からお見舞いを申し上げます。これ以上、被害が拡がらないことを願っています。21世紀に入って、明らかに自然災害も感染症も猛威を増しており、人間の心に大きなグリーフを与えています。時代の核心は「グリーフケア」に向かっていることを痛感します。ただ、人々の悲嘆が増せば増すほど、「心ゆたかな社会」を求める人の数も今後ますます増えるでしょう。

f:id:shins2m:20200708085026j:plainOTV「とくダネ!」より

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OTV「とくダネ!」より

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f:id:shins2m:20200708084953j:plainOTV「とくダネ!」より

 

豪雨のたびに聴きたくなる歌があります。
桑田佳祐の「明日晴れるかな」です。
今更ながら気づいたのですが、「明日晴れるかな」というのは祈りの言葉なのですね。世界中のシャーマンたちは雨乞いをしました。孔子の母親も雨乞いをするシャーマンだったそうです。そこでは、「雨よ降れ」が民衆の祈りの言葉でした。でも、今は、「明日晴れるかな」が祈りの言葉です。



 雨が降るのも止むのも自然現象です。人智を超越した世界であり、いわば天の意思によるものです。そう、「雨」とは「天」そのものなのですね。だから、「雨」も「天」もアメと読むのでしょう。昔から、「雨降って地固まる」などと言います.でも、とりあえず雨はこれくらいで十分ですね。
今日はこれから伊丹空港から新大阪駅へ向かい、そこから新幹線で姫路へ。そして明日は、業界の大先輩の「偲ぶ会」に参列してから九州に帰ります。
明日晴れるかな? 
明日天気になあれ!
晴天の沖縄より祈りをこめて・・・・・・

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今朝の那覇は晴天

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那覇空港の前で

 

2020年7月8日 一条真也