厄除け祝いの会  

一条真也です。
JR中津駅前にあるわが社の結婚式場「ヴィラルーチェ」においてブログ「厄除け祈願祭」で紹介した神事を行った後は、18時から「厄除け祝いの会」が開催されました。毎年、北九州の合同厄除け祝いには参加しますが、大分は初めてです。

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厄除け者の入場

f:id:shins2m:20200210175918j:plain厄除け者のみなさん

今回の「合同厄除け祝」には、5名の厄除け者が参加しました。「開会の辞」の後は、厄除け者入場、そして、厄除け者紹介が行われます。厄除け発起人代表挨拶は前年の厄除け者が務めますが、今年は日田紫雲閣の古澤社員が立派に務めました。

f:id:shins2m:20200210180421j:plainわたしが挨拶しました

 

それから、わたしが登壇し、社長として祝辞を述べました。わたしは、儀式文化は「人生儀礼」と「年中行事」の2つから成っていると述べ、厄除け祝いは人生儀礼であることを説明しました。そして、節分に代表される年中行事の重要性について話しました。民俗学者折口信夫は、年中行事を「生活の古典」と呼びました。彼は、『古事記』『万葉集』『源氏物語』などの「書物の古典」とともに、正月、節分、雛祭り、端午の節句、七夕、盆などの「生活の古典」が日本人の心にとって不可欠であると訴えました。

f:id:shins2m:20200210180342j:plain「生活の古典」を大切に!

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大いに役に立って下さい!

 

文化が大きく変化する、あるいは衰退するのは、日本の場合は元号が変わった時であると言われています。実際、明治から大正、大正から昭和、昭和から平成へと変わったとき、多くの「生活の古典」としての年中行事や祭り、しきたり、慣習などが消えていったといいます。そして、平成も終わり、令和の時代となりました。どうか、令和の時代においても「生活の古典」を大切にしていきたいものです。そして、厄年の「厄」を落としたみなさんがぜひ、会社や社会の役に立ってほしいと述べました。

f:id:shins2m:20200210180511j:plain厄除け者に記念品を贈呈しました

f:id:shins2m:20200210180540j:plain再び祝辞を述べました

f:id:shins2m:20200210180703j:plain大盃に酒を注がれる

f:id:shins2m:20200210180841j:plainカンパ~イ!

 

挨拶の後で、わたしは厄除け者に記念品を贈呈しました。いつも北九州では、記念品は男性がベルト、女性が傘で、男女ともに松柏園特製の恵方巻も贈られます。今回は男性のみだったので、みなさんに超高級ベルトをお贈りしました。それから厄除け者による「大盃の儀」が行われ、次々と酒を飲み干す姿に会場が大いに沸きました。その後、サンレー大分の祐徳事業部長による乾杯の音頭を合図として、今夜の祝宴が華やかにスタートしました。

f:id:shins2m:20200210181123j:plain「厄除け祝いの会」のようす

f:id:shins2m:20200210183701j:plain記念撮影をしました

f:id:shins2m:20200210184028j:plain厄除け者による福豆・餅・五円玉配り

f:id:shins2m:20200210185210j:plain営業推進部による余興

f:id:shins2m:20200210190026j:plain葬祭部による余興

f:id:shins2m:20200210190524j:plain冠婚部による余興

 

それから、厄除者挨拶と記念撮影がありました。厄除け者は、福豆・餅・五円玉配りも行いました。わたしは、お酒をついだりつがれたりしながら、みなさんと大いに語り合いました。けっこう寒い夜でしたが、参加者の熱気で会場がヒートアップしました。その後はカラオケタイムで、営業推進部、葬祭部、冠婚部の順番で秀逸なパフォーマンス合戦が繰り広げられました。

f:id:shins2m:20200210190936j:plainカラオケの口上を述べました

f:id:shins2m:20200210191318j:plain赤いマフラーとハットが届く

f:id:shins2m:20200210191411j:plainリンダリンダ」を歌いました♪



最後は、わたしの番が来ました。
このような祝宴の場合、いつもは北島三郎先生の「まつり」を歌ってきましたが、この日はネズミ年の年男にちなんで、ブルーハーツの「リンダリンダ」を歌いました♪ 赤鬼が赤いマフラーとハットを届けてくれました。わたしは赤いマフラーを首に巻くと同時に、アントニオ猪木ばりに「元気ですか~ッ!」とブチかましました。イントロの後の「ドブネズミみたいに~♪」のくだりで、すでに大盛り上がり! 今日も、つかみはOK牧場!(笑)

f:id:shins2m:20200210191433j:plain今夜も熱唱しちまいました♪

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リンダリンダリンダリンダリンダ~♪

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狂乱のパフォーマンス!

f:id:shins2m:20200210191654j:plain厄除け者とともに歌いました♪

 

わたしはネズミが憑いたみたいに、もといキツネが憑いたみたいにハイテンションで、客席を練り歩きながら「リンダリンダ」を熱唱しました。最後は「還暦者、厄除け者のみなさん、今日はおめでとうございました!」と叫ぶと、割れんばかりの盛大な拍手をいただきました。いやあ、大変盛り上がりました!

f:id:shins2m:20200210191952j:plainアンコールで「あの時君は若かった」を歌う♪

f:id:shins2m:20200210191929j:plainこのタンバリンさばきを見よ!

f:id:shins2m:20200210192133j:plain怒涛のフィナーレ!

 

わたしが「リンダリンダ」を歌い終わると、アンコールが起こりました。わたしは固辞したのですが、なかなか鳴りやみません、仕方がないので、ザ・スパイダースの「あの時君は若かった」を歌うことにしました。タンバリンを演奏しながら、還暦者を指さしながら歌ったのですが、ヒップ・タンバリンの場面では、大いに盛り上がりました。最後に「厄除け者のみなさん、今日はおめでとうございました!」と叫ぶと、割れんばかりの盛大な拍手をいただき、巨大クラッカーから金のテープが発射されました。

f:id:shins2m:20200210192324j:plain厄除け者による謝辞のようす

 

最後は、厄除者代表謝辞として、日田紫雲閣の多田副支配人が立派に大役を務めました。それから、 サンレー名物「末広がりの五本締め」です。この「人間関係を良くする魔法」は、全国的にもすっかり有名になりました。マリエールオークパイン日田の辻支配人がしっかりと締めてくれました。

f:id:shins2m:20200210192536j:plain最後は「末広がりの五本締め」で

 

大分の「厄除け祝いの会」は初めて参加しましたが、みなさんと心が通じた気がしました。本当に、参加して良かったです。これからも、可能な限り、こういった行事には参加したいです。厄除け者のみなさん、誠におめでとうございました。これからの活躍に大いに期待しています!

 

2020年2月11日 一条真也