一条真也です。
東京に来ています。25日の朝、赤坂見附のホテルで「出版寅さん」こと内海準二さんと朝食ミーティング。その後、内海さんと皇居の東御苑に向かいました。この日、天皇陛下とローマ教皇が皇居の宮殿で会見されましたが、わたしたちは大嘗宮を参観するために皇居を訪れました。新しく入手した“iPhone11Pro”を持っていきました。
皇居に到着しました
ものすごい数の人でした!
坂下門の前で
さまざまな注意事項
自撮り棒は禁止!
江戸城の名残
皇居東御苑の案内図
11月21日から、皇居東御苑に作られた大嘗祭の舞台である大嘗宮の一般参観が始まっています。大嘗宮は大嘗祭のために作られたもので、一般参観が終わった後に取り壊されます。大嘗祭は、毎年11月にある五穀豊穣や国家安寧を祈る「新嘗祭」の中でも、即位後初めて行う儀式のことです。皇位継承に伴い、一代に一度だけあり、この上なく重要な儀式です。
大嘗宮が見えてきました
大嘗宮を背景に
大嘗宮の前で
大嘗宮の前で
ブログ「大嘗祭と夕日と富士山」、ブログ「大嘗祭の夜は明けて」でも紹介したように、今月14日夜から15日未明にかけて「大嘗宮の儀」が行われました。この儀式は、天皇陛下の代替わりに伴う皇室行事「大嘗祭」の行事の中核の1つです。宮内庁HPには、「天皇陛下が即位後初めて、新穀を皇祖・天神地祇に供え、自らも召し上がり、国家・国民のために安寧と五穀豊穣などを感謝し祈念する」と書かれています。
これが大嘗宮だ!
これが大嘗宮だ!
大嘗宮の前で
人・人・人・・・・・・
スマホの嵐!
この神々しさを見よ!
良い思い出になりました
反対側から見た大嘗宮
反対側から見た大嘗宮
一般参観を終えて・・・
大嘗祭の儀式は、平安時代から基本的に変わっておらず、今回もこれまでの伝統が踏襲されています。そのため、神道に基づく宗教的儀式として、政教分離をめぐり議論があります。これを受け、政府は、国事行為ではなく皇室行事とし、費用を皇室の公的予算に当たる宮廷費から支出することにしました。秋篠宮さまは、2018年11月の会見で「宗教色が強く国費で賄うことが適当かどうか」とし、「内廷費」から支出されるべきだという姿勢をとられています。
皇居の日本庭園で
皇居の日本庭園で
皇居内の稲田
出口のところで晴天に!
陽射しが眩しかったです
わたしは、この問題に立ち入ることはしませんが、このように一般参観ができるのならば、宮廷費からの支出でも良いのではないかと思いました。今日は平日の午前中にもかかわらず、ものすごく多くの人が来ていましたが、スーツにネクタイ姿の人間はわたしぐらいしか見当たりませんでした。参観の直後に、西新橋で開催される互助会保証株式会社の監査役会と取締役会に出席するためですが、高貴な儀式の色である紫のネクタイを締めて参観することができて安心しました。日本最高の秘儀である大嘗祭の舞台である大嘗宮を参観できたことは、忘れえぬ思い出になりました。儀式なくして日の本はなし!
2019年11月25日 一条真也拝