大嘗祭と夕日と富士山

一条真也です。
東京に来ています。
11月14日の夕方から15日の夜明けまで、「大嘗祭」が、皇居・東御苑で古式ゆかしく行われます。天皇陛下皇位継承に伴い、一世に一度だけ行う皇室伝統の大がかりな神事であり、新天皇が五穀豊穣を感謝し、その継続を祈る神秘的な儀式です。

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ホテルの客室から見た本日の夕日

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神々しい夕日でした

 

久々に宿泊した赤坂見附のホテルの客室の窓から、天皇陛下が長い時間を過ごしてこられた東宮御所がよく見えます。そして、夕方になると、雲の切れ間から神々しい夕日の光が差し込んできました。あまりの美しさに、しばし呆然とその夕日を眺めていました。

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日没後、富士山のシルエットが・・・

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これから大嘗祭が始まります

すると、完全に太陽が没した後、夕暮れの中に見事な富士山のシルエットが浮かび上がりました。日本は太陽の国としての「日の本」ですが、その象徴が天皇陛下と富士山です。大嘗祭がまさに開始されようとするそのとき、見事な夕焼けの富士を見ることができ、大いに感動しました。即位の礼大嘗祭と一連の儀式を合わせて「御大礼」とも称されます。儀式に携わる者として、いま、この時代に立ち会えた幸運に感謝し、新しい御代が誰にとっても平穏で、そして儀式の華ひらく時代となることを心より願う次第です。



ちなみに、「桜を見る会」が来年から中止になるそうです。
わたしも今年参加しましたが、はっきり言って、あれは意味がありません。やめたほうがいいと思います。そもそも、首相夫妻が天皇・皇后両陛下の「園遊会」の真似事をするのは良くないです。あれではまるで「天皇ごっこ」です。あんなことをするから勘違いして、本物の天皇・皇后両陛下の前で失態を演じてしまうのです。聖なる「大嘗祭」が行われるまさに前日に、俗なる「桜を見る会」の中止が決定して良かったです。わたしは、これから皇居に向かいます。そして、皇居前で大嘗祭が無事に終了し、千代に八千代に日本が安泰でありますように・・・」と祈念するつもりです。

 

2019年11月24日 一条真也