天岩戸神社   

一条真也です。
ブログ「高千穂神社」で紹介したパワースポットを後にしたわたしたちは、さらなる超パワースポットとして知られる天岩戸神社を訪れました。宮崎県西臼杵郡高千穂町に鎮座する神社で、岩戸川を挟んで東本宮と西本宮にわかれています。

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天岩戸神社の鳥居の前で

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天岩戸神社の案内図

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神楽像と



西本宮は大日孁尊(おおひるめのみこと=天照大神の別名)を、東本宮は天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ=天照大神の別名)をお祭りしており、社名はその天照大神が身を隠し、当社の西本宮から拝する天岩戸に由来します。

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手水場で

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ベリー・キュート!(´。•ㅅ•。`)♡

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参拝入口にて

 

西本宮の創建年代は不詳ですが、岩窟(天岩戸)を神体とするという祭祀の姿から、奈良県大神神社などと同じく古い信仰の形態をのこしているといわれ、今日でも通常の神社にはある本殿はなく、そのかわりとして「天岩戸遥拝所」が設けられています。

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西本宮の社殿

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西本宮の社殿の前で

 

西本宮は天岩戸の故事を偲んだ瓊瓊杵尊ニニギノミコト)がその古跡に社を鎮祭したのが起源で、一方の東本宮は、思兼神が天岩戸より出御した天照皇大神に、現在の東本宮の地に造営した社殿への鎮座を願ったことにはじまるとされます。どちらも詳細な創建年代は不詳ですが、皇室や朝廷ではなく、在地住民からの信仰を主としている今日に続いています。現在社務所がおかれ、賑わっているのは西本宮ですが、本来は東本宮に信仰の中心があったという指摘もあります。

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参拝しました

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超パワースポットでした!

 

天岩戸神社の大きなお祭りとしては春祭りである西本宮祭と、これに対応する秋祭りの東本宮祭のほか、11月には全33番の天岩戸神楽が周辺の住民によって奉納されるなど、地域における信仰の中心になっているお宮であるといえるでしょう。神社周辺には天安河原天の浮橋といった神話に登場する史跡もあり、神々の伝承の息吹が今なお感じられる場所です。

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天安河原入口

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天安河原へ向かって

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天安河原へ向かって

f:id:shins2m:20191009164510j:plain風光明媚な場所でした

f:id:shins2m:20191009164635j:plain風光明媚な場所でした

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天安河原宮の前で

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天安河原

f:id:shins2m:20191009165228j:plain天安河原宮の前に広がる河原で

 

わたしはグリーフケアの研究と実践を行っていますが、グリーフケアとは暗闇を太陽の光で照らすことであると考えています。つまり、岩戸開きとはグリーフケアを象徴する行為なのです。その岩戸開きの神話に由来する天岩戸神社で、わたしは「愛する人を亡くした人たちの心が救われますように・・・」と祈願いたしました。翌10日は、日向西紫雲閣の竣工式に、主催者として参加いたします。


開運! パワースポット「神社」へ行こう』(PHP文庫)

 

2019年10月10日 一条真也