クアラルンプール4日目

一条真也です。
マレーシアの首都クアラルンプールの視察も終わりです。
最終日の5日、オプションの観光ツアーに参加しました。

f:id:shins2m:20191005071339j:plainホテル客室から見た5日朝のクアラルンプール

f:id:shins2m:20191005081915j:plain今朝の朝食

f:id:shins2m:20191005101858j:plain
ワゴンに乗って観光に出発!

 

毎朝の日課である腹筋や腕立て伏せなどの運動をした後、レストランで朝食を取りました。この日は人参ジュースやベーコン、スクランブル・エッグなどを食べましたが、美味しかったです。また、カレー料理もなかなかの味でした。フォーシーズンズ・ホテル・クアラルンプールをチェックアウトしてから、9時10分に出発しました。観光チームのメンバーは、函館冠婚葬祭互助会の金澤さん、横須賀冠婚葬祭互助会の西村さん、オークスの奥野さん、そして小生の4人です。奇しくも、富山、横須賀、沖縄、函館・・・・・全互連の総会担当互助会のメンバーが集結しました。

f:id:shins2m:20191005102228j:plain
王宮を背景に 

f:id:shins2m:20191005102510j:plain
王宮の門の前で

f:id:shins2m:20191005102445j:plain
参加者と記念撮影

まず最初は、王宮を見学しました。マレーシア国王の王宮は「ISTANA NEGARA(イスタナ ネガラ)」といいます。マレーシアには州ごとにスルタン(Sultan)と呼ばれる州の王がいて、5年交代でアゴン(Agong)と呼ばれる国王の役目を担います。Jalan Dutaという地区にあるこちらの王宮は2011年に完成したばかりとのこと。

f:id:shins2m:20191005104414j:plain
修学旅行の生徒たちも来ていました

f:id:shins2m:20191005104602j:plain
国家記念碑を背景に

f:id:shins2m:20191005104528j:plain
参加者と記念撮影

f:id:shins2m:20191005104018j:plain
慰霊碑の前で


次に国家記念碑を訪れました。1949年から12年続いたマレーシア独立戦争共産主義ゲリラと戦い、亡くなった兵士たちを弔うために造られた、高さ15mのブロンズ像です。作者のフェリック・デ・ウェルトンはワシントンDCの硫黄島記念碑の製作者でもあります。マレーシア国旗を掲げ、勇敢に戦う兵士の姿が見事に表現されています。

f:id:shins2m:20191005110046j:plain
独立広場にて

f:id:shins2m:20191005105806j:plain
陽射しが強くて、暑かったです!


次に、独立広場を訪れました。ムルデカ・スクエアとも呼ばれますが、ムルデカとはマレー語で独立の意味です。1957年8月31日午前0時に、この広場に掲げられていたユニオン・ジャック(英国国旗)が降ろされ、代わってマラヤ連邦国旗が掲揚されました(マラヤ連邦の独立)。なお、マラヤ連邦独立記念式典は、同日日中にムルデカ・スタジアムにおいて行われています。旗竿の高さは95メートルです。

f:id:shins2m:20191005111405j:plain
国立回教寺院にて

f:id:shins2m:20191005111656j:plain
礼拝所で『コーラン』を頂くポーズを

f:id:shins2m:20191005112045j:plain
タウヒード」の説明コーナーの前で


次に、国立回教寺院を見学しました。マレーシアはイスラム教国なのです。国立回教寺院は「MasjidNegara(マスジッド・ネガラ)」といいます。1960年に着工、1965年に竣工したマレーシア国内最大の大規模なモスクです。マレーシアの保有する13の地方行政区分とイスラム教の五行を象徴した18角形の直線的な水色の金属製の屋根の白を基調とした池の中心に浮かぶような超近代的な礼拝堂で、約8000人が収容できるそうです。他に、72メートルもの尖った白亜のミナレット(尖塔)、マレーシアの歴代指導者の霊廟、イスラム書籍の図書館、会議室などがあります。わたしは回教徒の衣装を着て、イスラム教の祈りのポーズをしました。『コーラン』を両手に頂くポーズです。

f:id:shins2m:20191005113935j:plainスリ・マハマリアマン寺院の前で

f:id:shins2m:20191005114159j:plainスリ・マハマリアマン寺院の中で

f:id:shins2m:20191005114437j:plain
ヒンドゥー教の儀式のようす


それから、スリ・マハマリアマン寺院を見学しました。マレーシア最古のヒンドゥー教寺院で、極彩色に彩られたヒンドゥーの神々の像が華やかに彫り込まれた門塔が、見るものを引きつけます。実業家サミ・ピライにより1873年に建造。1965年から約7年の歳月をかけて修復し、その後2010年に塗り直しされています。チャイナタウンのほぼ中心に位置していますが、信者の多くはインド系の人々です。タイプーサムというヒンドゥー教の祭りのとき、寺院内にあるインド製の銀の二輪馬車が郊外のバトゥ・ケイブまで運ばれます。

f:id:shins2m:20191005115354j:plain関帝廟にて

f:id:shins2m:20191005115719j:plain関帝像と

f:id:shins2m:20191005115954j:plain
孔子像と

 

それから、関帝廟を見学しました。三国志でも知られる武将・関羽が祀られています。1887年完成の寺院。この関帝廟は広東様式で、四角い柱が好んで使われています。唯一の丸い柱には、邪悪な気が進入しないようにと竜が彫られています。また、門の天井から吊り下げられた線香も見どころです。

f:id:shins2m:20191005120652j:plainセントラルマーケット の前で

f:id:shins2m:20191005121737j:plainセントラルマーケットのようす

f:id:shins2m:20191005123234j:plain
昼食の五目海鮮そば

f:id:shins2m:20191005123323j:plain
いただきます!

f:id:shins2m:20191005124911j:plain
絶対に見逃しません!(with西村)


その後、セントラルマーケットに行きました。イギリス統治時代の1888年に建てられた歴史的建造物で、もともと生鮮マーケットとして建てられました。今は約130店舗が軒を連ねる、観光客に人気のお買いものスポットとなっています。内部は2階建てになっており、中央の吹き抜け部分を中心に左右にお店が並ぶ細い通路が巡らされていて、さながら迷路のような状態です。売られているものは、伝統工芸品、お土産物、衣類など様々で、手軽に買える雑貨からかなり高価なものまで揃っています。ちょうどランチタイムになったので、セントラルマーケットで昼食を取りました。注文するとき、他のメンバーが「ナシゴレンにしようか、ミゴレンがいいか?」などと言っていたので、わたしが「ゼンゴレンにしなさい!」と言ったら、馬鹿受けしました。(笑)わたしは五目海鮮そばを食べましたが、美味しかったです!

f:id:shins2m:20191005135159j:plainヒンドゥー教最大の聖地です

f:id:shins2m:20191005135217j:plain
ド迫力です!

f:id:shins2m:20191005135311j:plain参加者と記念撮影

 

それから、バトゥ洞窟を訪れました。クアラルンプール屈指の人気観光地で、ヒンドゥー教の聖地として知られる場所です。272段もある急な階段を登った先には巨大な鍾乳洞があり、洞窟内には多くのヒンドゥー神話に基づく展示や壁画があります。カラフルな神像が並ぶ神秘的な空間が広がっていますが、洞窟を形成する石灰岩はおよそ4億歳とされています。毎年1月下旬から2月上旬にかけて、ヒンドゥー教最大の祭「タイプーサム」が洞窟内で行われます。周辺には数多くのサルが生息しています。わたしは、三度の飯よりも洞窟が好きなのですが、雨が降り出したので、階段を上って洞窟には入りませんでした。まことに残念です。

f:id:shins2m:20191005144544j:plainロイヤルセランゴールの錫(すず)工場

f:id:shins2m:20191005151227j:plain
すず工場を見学しました

f:id:shins2m:20191005150502j:plain
すずで作られた巨大ジョッキ

f:id:shins2m:20191005150435j:plain
すずで作られた巨大ジョッキと

 

それから、ロイヤルセランゴールピューターを見学しました。世界中で愛される高品質、ロイヤルセランゴールの錫(すず)製品を作っている工場です。製品への理解を育んでもらうため、工場見学を実施しています。予約や入場料などもなども特に必要ないそうです。工場内の見学途中には、ソフトドリンクのサービスがあります。もちろん容器はピューター製品で、ドリンクはぬるくても、ピューター製品はひんやりしていました。わたしが「すずの工場か、あまり興味ねえなあ。広瀬すずなら大好きだけど」と言うと、これまた馬鹿受けしました。みんな素直で感性の豊かな人たちです。(笑)

f:id:shins2m:20191005155348j:plainバティック工房のようす

f:id:shins2m:20191005150908j:plainバティック工房にて


それから、チョコレート店を訪れてから、バティック工房を見学しました。この日はクアラルンプールの見どころが盛りだくさんで、歴史・文化・伝統など多様な面からマレーシアを知ることができました。

 

その後、フォーシーズンズ・ホテル・クアラルンプールでゴルフ組と合流。みんなでバスに乗って、夕食会場のレストラン「BIJAN」に向かい、マレー料理を楽しみました。食後は、再びバスに乗ってクアラルンプール国際空港へ。23時30分発のマレーシア航空88便で帰国の途に。成田空港には日本時間の6日7時40分に到着します。

 

2019年10月5日 一条真也