クアラルンプール2日目

一条真也です。
マレーシアの首都クアラルンプールに来ています。全互連の冠婚葬祭事情視察研修に参加しているのです。3日の朝、わたしは、フォーシーズンズ・ホテル・クアラルンプールの客室で目覚めました。

f:id:shins2m:20191003080029j:plain
ホテル客室から見た今朝のクアラルンプール

f:id:shins2m:20191003085547j:plain
最初の朝食メニュー

f:id:shins2m:20191003090227j:plain
追加した朝食メニュー

 

毎朝の日課である腹筋や腕立て伏せなどの運動をした後、レストランで朝食を取りました。ビュッフェ・スタイルでしたが、昨夜は中華料理を食べ過ぎたので、最初は軽めのメニューを選択しました。しかし、よく見ると美味しそうなものがたくさんあったので、辛い麺と卵料理を追加しました。

f:id:shins2m:20191003132546j:plain
バスの中のようす

f:id:shins2m:20191003134422j:plain
バスの中で

f:id:shins2m:20191003234721j:plain
EQホテルのバンケット(撮影:松嶌康博)

f:id:shins2m:20191003234809j:plainEQホテルの客室(撮影:松嶌康博)

 

9時半にホテルを出発したわたしたちは、まずはEQという最新のホテルを訪問しました。昨年出来たばかりというスタイリッシュなホテルで、クアラルンプールの富裕層に大人気だそうです。ここで二階建てのバンケットや眺望抜群の客室などを見学しました。

f:id:shins2m:20191003235150j:plainセント・レジス玄関にある彫刻(撮影:松嶌康博)

f:id:shins2m:20191003234856j:plainセント・レジスのバンケット(撮影:松嶌康博)

f:id:shins2m:20191003235011j:plain
セント・レジスの客室のバスルーム(撮影:松嶌康博)

f:id:shins2m:20191003235057j:plainボッテロの馬の彫刻があるカフェ(撮影:松嶌康博)

f:id:shins2m:20191003235328j:plain
セント・レジスの寿司店(撮影:松嶌康博)

 

それから、セント・レジスというクアラルンプールの名門ホテルを訪れました。スタイリッシュなEQとはうって変わって、こちらはクラシックな印象です。日本でいえば、帝国ホテルやホテル・オークラのようなイメージでした。やはりバンケットや眺望抜群の客室の他、エステサロンやフィットネスクラブなども見学しました。ホテル内には寿司店もあり、獺祭がたくさん置かれていました。それを見たわたしは寿司を摘まみながら獺祭を飲みたくなりました。なお、デジカメの操作を誤って、EQとセント・レジスで撮影した画像を削除してしまいました。こんなヘマは初めてです。くそう、俺の大馬鹿野郎! 
しかし、捨てる神あれば、拾う神あり。人気インスタグラマーとして活躍中の全互連の松嶌康博専務理事(三重平安閣社長)が好意で画像データをLINEで送ってくれました。松っちゃん、ありがとう!

f:id:shins2m:20191003140538j:plain
ランチタイムに食べたハンバーガ

f:id:shins2m:20191003170623j:plain
ハンバーガーをガブリ!

 

その後は、自由行動のランチタイムでした。わたしは(株)セレモニーの志賀社長とステーキ店に入り、ランチセットのハンバーガーを注文しました。アイスティーを飲み、ハンバーガーを齧りながら、わたしたちは先日会食を共にしたデヴィ・スカルノ夫人の偉大さについて語り合いました。志賀社長は昨日、高価な美術品をオークションで競り落とし、もうすぐ東京の渋谷に忍者スタジオをオープンするそうです。保守的な全互連の経営者たちの中にあって1人、先進的な生き方を貫かれる志賀社長と話すと、いつも大変刺激を受けます。

f:id:shins2m:20191003144846j:plain
「富貴生命館」の看板

f:id:shins2m:20191003145135j:plain
富貴生命館の入口

f:id:shins2m:20191003145153j:plain
富貴生命館のロビー

f:id:shins2m:20191003145209j:plain
富貴生命館の受付

 

昼食後は、今回の研修のメインイベントともいえる東南アジア最大の葬儀社である「NIRVANAニルヴァーナ)」の「富貴生命館」という巨大葬儀会館を訪問しました。NIRVANAとは「涅槃」という意味ですが、わたしが学生時代に六本木に「NIRVANA(ナバーナ)」というディスコがあり、当時は六本木に住んでいたこともあり、毎晩のように通いつめていました。なつかしい思い出です。(笑)

f:id:shins2m:20191003150008j:plain
最初に説明を受けました

f:id:shins2m:20191003151924j:plain
館内で書棚を発見!

f:id:shins2m:20191003151918j:plain
お経のように見えます

f:id:shins2m:20191003152010j:plain
じつは納骨箱でした!

f:id:shins2m:20191003152246j:plain
巨大仏像のおわす部屋

f:id:shins2m:20191003152553j:plain巨大仏像のおわす部屋にて

f:id:shins2m:20191003152517j:plain
巨大大仏に仰天する人びと

f:id:shins2m:20191003152601j:plain
思わず合掌しました

f:id:shins2m:20191003154726j:plain
富貴生命館の納棺スペース

f:id:shins2m:20191003153508j:plain
多数の納棺室の中の一室

 

富貴生命館では、最初にプレゼンテーションルームで同社の沿革や内容を紹介する映像を観ながら、レクチャーを受けました。それから館内を見学しましたが、巨大な仏像が三体並んだ部屋、各種の納骨堂、葬儀式場などを視察しました。葬儀式場では、故テレサ・テンの遺影を使用したデモンストレーション演出を体験しました。最後はテレサ・テン本人が歌う「グッバイ・マイ・ラブ」が流れる中で、彼女の人生が走馬灯のように流れていきました。

f:id:shins2m:20191003160801j:plain
テレサ・テンの遺影を使った葬儀演出

f:id:shins2m:20191003161128j:plain
テレサ・テンの遺影を使った葬儀演出

f:id:shins2m:20191003161950j:plain葬儀関連用品コーナーの棺コーナー

f:id:shins2m:20191003162250j:plain葬儀関連用品コーナーの重厚な棺

f:id:shins2m:20191003161929j:plain葬儀関連用品コーナーの死装束

f:id:shins2m:20191003161901j:plain
棺に入れる副葬品のティアラ

葬儀関連用品コーナーでは、重厚な棺、死装束、副葬品(ティアラもありました)などを並べており、わたしたちはそれらを興味深く見ました。二重扉の棺などは持ち上げようとしてもビクともしない重さで、わたしは「相撲取りが10人ぐらいいなければ、出棺できないのではないか」と思いました。見学後は再びプレゼンテーションルームで説明を受け、非常に充実した研修を行うことができました。わたしは、かつて参加していた「アジア冠婚葬祭業国際交流研究会」の視察を思い出し、「また、アジア研が復活しないかなあ」と思いました。

f:id:shins2m:20191003182418j:plain
夕食会場に向かう際、豪雨で渋滞しましたf:id:shins2m:20191003184629j:plain
夕食会が開かれたタイ料理店

f:id:shins2m:20191003193814j:plainトムヤンクンが美味しかった!

f:id:shins2m:20191003212404j:plain
二次会が開かれた「MARINI’S ON 57」

f:id:shins2m:20191003215236j:plain
目の前は、宿泊しているフォーシーズンズ・ホテル

f:id:shins2m:20191003220505j:plain
ツインタワーもよく見えました

f:id:shins2m:20191003214518j:plain
今夜もジントニックを飲みました

f:id:shins2m:20191003212953j:plain
「MARINI’S ON 57」にて

 

その後、ホテルに帰ってから夕食会が開かれました。今夜はタイ料理でしたが、辛過ぎず、日本人好みの味でした。わたしの好物であるトムヤンクンも美味しかったです。食後はまた近くのホテルのBARの最上階にある有名CLUBの「MARINI’S ON 57」で二次会が開かれ、今夜も痛飲しました。こうして、同志たちと語り合うクアラルンプールの夜は更けていきました。

 

2019年10月4日 一条真也