一条真也です。
マレーシアの首都クアラルンプールに来ています。全互連の冠婚葬祭事情視察研修に参加しているのです。3日の朝、わたしは、フォーシーズンズ・ホテル・クアラルンプールの客室で目覚めました。
ホテル客室から見た今朝のクアラルンプール
最初の朝食メニュー
追加した朝食メニュー
毎朝の日課である腹筋や腕立て伏せなどの運動をした後、レストランで朝食を取りました。ビュッフェ・スタイルでしたが、昨夜は中華料理を食べ過ぎたので、最初は軽めのメニューを選択しました。しかし、よく見ると美味しそうなものがたくさんあったので、辛い麺と卵料理を追加しました。
バスの中のようす
バスの中で
EQホテルのバンケット(撮影:松嶌康博)
EQホテルの客室(撮影:松嶌康博)
9時半にホテルを出発したわたしたちは、まずはEQという最新のホテルを訪問しました。昨年出来たばかりというスタイリッシュなホテルで、クアラルンプールの富裕層に大人気だそうです。ここで二階建てのバンケットや眺望抜群の客室などを見学しました。
セント・レジス玄関にある彫刻(撮影:松嶌康博)
セント・レジスのバンケット(撮影:松嶌康博)
セント・レジスの客室のバスルーム(撮影:松嶌康博)
ボッテロの馬の彫刻があるカフェ(撮影:松嶌康博)
セント・レジスの寿司店(撮影:松嶌康博)
それから、セント・レジスというクアラルンプールの名門ホテルを訪れました。スタイリッシュなEQとはうって変わって、こちらはクラシックな印象です。日本でいえば、帝国ホテルやホテル・オークラのようなイメージでした。やはりバンケットや眺望抜群の客室の他、エステサロンやフィットネスクラブなども見学しました。ホテル内には寿司店もあり、獺祭がたくさん置かれていました。それを見たわたしは寿司を摘まみながら獺祭を飲みたくなりました。なお、デジカメの操作を誤って、EQとセント・レジスで撮影した画像を削除してしまいました。こんなヘマは初めてです。くそう、俺の大馬鹿野郎!
しかし、捨てる神あれば、拾う神あり。人気インスタグラマーとして活躍中の全互連の松嶌康博専務理事(三重平安閣社長)が好意で画像データをLINEで送ってくれました。松っちゃん、ありがとう!
ランチタイムに食べたハンバーガー
ハンバーガーをガブリ!
その後は、自由行動のランチタイムでした。わたしは(株)セレモニーの志賀社長とステーキ店に入り、ランチセットのハンバーガーを注文しました。アイスティーを飲み、ハンバーガーを齧りながら、わたしたちは先日会食を共にしたデヴィ・スカルノ夫人の偉大さについて語り合いました。志賀社長は昨日、高価な美術品をオークションで競り落とし、もうすぐ東京の渋谷に忍者スタジオをオープンするそうです。保守的な全互連の経営者たちの中にあって1人、先進的な生き方を貫かれる志賀社長と話すと、いつも大変刺激を受けます。
「富貴生命館」の看板
富貴生命館の入口
富貴生命館のロビー
富貴生命館の受付
昼食後は、今回の研修のメインイベントともいえる東南アジア最大の葬儀社である「NIRVANA(ニルヴァーナ)」の「富貴生命館」という巨大葬儀会館を訪問しました。NIRVANAとは「涅槃」という意味ですが、わたしが学生時代に六本木に「NIRVANA(ナバーナ)」というディスコがあり、当時は六本木に住んでいたこともあり、毎晩のように通いつめていました。なつかしい思い出です。(笑)
最初に説明を受けました
館内で書棚を発見!
お経のように見えます
じつは納骨箱でした!
巨大仏像のおわす部屋
巨大仏像のおわす部屋にて
巨大大仏に仰天する人びと
思わず合掌しました
富貴生命館の納棺スペース
多数の納棺室の中の一室
富貴生命館では、最初にプレゼンテーションルームで同社の沿革や内容を紹介する映像を観ながら、レクチャーを受けました。それから館内を見学しましたが、巨大な仏像が三体並んだ部屋、各種の納骨堂、葬儀式場などを視察しました。葬儀式場では、故テレサ・テンの遺影を使用したデモンストレーション演出を体験しました。最後はテレサ・テン本人が歌う「グッバイ・マイ・ラブ」が流れる中で、彼女の人生が走馬灯のように流れていきました。
テレサ・テンの遺影を使った葬儀演出
テレサ・テンの遺影を使った葬儀演出
葬儀関連用品コーナーの棺コーナー
葬儀関連用品コーナーの重厚な棺
葬儀関連用品コーナーの死装束
棺に入れる副葬品のティアラ
葬儀関連用品コーナーでは、重厚な棺、死装束、副葬品(ティアラもありました)などを並べており、わたしたちはそれらを興味深く見ました。二重扉の棺などは持ち上げようとしてもビクともしない重さで、わたしは「相撲取りが10人ぐらいいなければ、出棺できないのではないか」と思いました。見学後は再びプレゼンテーションルームで説明を受け、非常に充実した研修を行うことができました。わたしは、かつて参加していた「アジア冠婚葬祭業国際交流研究会」の視察を思い出し、「また、アジア研が復活しないかなあ」と思いました。
夕食会場に向かう際、豪雨で渋滞しました
夕食会が開かれたタイ料理店
トムヤンクンが美味しかった!
二次会が開かれた「MARINI’S ON 57」
目の前は、宿泊しているフォーシーズンズ・ホテル
ツインタワーもよく見えました
今夜もジントニックを飲みました
「MARINI’S ON 57」にて
その後、ホテルに帰ってから夕食会が開かれました。今夜はタイ料理でしたが、辛過ぎず、日本人好みの味でした。わたしの好物であるトムヤンクンも美味しかったです。食後はまた近くのホテルのBARの最上階にある有名CLUBの「MARINI’S ON 57」で二次会が開かれ、今夜も痛飲しました。こうして、同志たちと語り合うクアラルンプールの夜は更けていきました。
2019年10月4日 一条真也拝