宇津江四十八滝  

一条真也です。
昨日から金沢に来ています。
5日の早朝、サンレー北陸の社員旅行に参加しました。

f:id:shins2m:20190905064021j:plain
今朝の金沢

f:id:shins2m:20190905084744j:plain
バスの中で挨拶しました

マリエールオークパイン金沢の駐車場に停められたバスから出発して金沢東ICから高速道路に入り、小矢部砺波JCTを経て、城端SAで休憩、さらに飛騨河合PAで休憩した後、飛騨清見ICで高速を降りました。

f:id:shins2m:20190905105442j:plain宇津江四十八滝に到着

f:id:shins2m:20190905105510j:plainようこそ宇津江四十八滝へ

 

まず向かったのは、県立公園の「宇津江四十八滝」。
岐阜県高山市国府町宇津江にある渓谷、滝。宮川(神通川)の支流・宇津江川にあり、その上流の渓谷にある一連の滝の総称です。標高1200mの滝上川を源として流れ出す四十八滝川は、急峻な谷あいに数々の伝説を秘めた大小無数の滝を造り出しました。それぞれの滝には平滝、魚返滝などの名前がつけられています。苔むす大樹や岩をぬい、水煙を上げて落下する滝群は、四季折々に装いを変え、まさに秘境そのものです。

f:id:shins2m:20190905105531j:plain
山道を歩きました

f:id:shins2m:20190905105647j:plain
県立自然公園です

 

「宇津江四十八滝」は、岐阜県の名勝、県立自然公園に指定されています。また82年には「21世紀に残したい日本の自然100選」、1986年に「岐阜県の名水50選」、2004年に「飛騨・美濃紅葉三十三選」にそれぞれ選定されています。「宇津江四十八滝」という名称から、四十八筋の滝があると思われがちですが、実際には主に十三筋の滝からなっています。「四十八滝」と呼ばれる由縁は、「よそ八伝説」の影響があるとか。

f:id:shins2m:20190905110029j:plain素晴らしい景観です

f:id:shins2m:20190905110344j:plainマイナスイオンに満ちています

f:id:shins2m:20190905105804j:plain宇津江四十八滝にて

f:id:shins2m:20190905105926j:plain宇津江四十八滝にて

 

「よそ八伝説」とは何でしょうか。Wikipedia「よそ八伝説」には、「昔、この地に『よそ八』という若者と母親が暮らしていた。病気の母親のためによそ八はイワナを釣りに出かけた。なかなか釣れないため、宇津江の山奥の大蛇の住む大沼に来てしまった。ここで釣りをしていると、木の上から大蛇ににらみつけられてしまい、大蛇の妖気でよそ八は寝込んでしまった」と書かれています。

f:id:shins2m:20190905110013j:plain宇津江四十八滝にて

f:id:shins2m:20190905110229j:plain宇津江四十八滝にて

f:id:shins2m:20190905110407j:plain宇津江四十八滝にて

f:id:shins2m:20190905110606j:plain
集合写真を撮影しました

 

続けて、以下のように書かれています。
「 その夜、一人の旅の娘がよそ八の元に訪れ、数十日看病をする。看病によりよそ八は元気になるが、娘は『私は大沼の大蛇です。陸で千年、海で千年修業をし、空に昇る時がきましたが、あなたの親孝行を見て私の血で看病することを決心しました。しかし、そのために私の力は無くなってしまいました。もう空へは昇れません』と、姿を消してしまった」

f:id:shins2m:20190905111309j:plain
怪獣のような木を発見

f:id:shins2m:20190905111338j:plain
怪獣のような木と

 

続けて、以下のように書かれています。
「よそ八はなんとか大蛇を空へ昇らせようと思い、旅の行者に相談する。行者は不動明王に断食願掛けを行った。21日間の祈祷の末、突然雷雨となり、大蛇は龍になり天に昇った。大沼の水はすっかりなくなり谷間の木々もなぎ倒され、そこには大小沢山の滝ができていたという。後に諸国修行の途上にこの地に立ち寄った弘法大師はこの話を聞き、『その行者は不動明王の化身。よそ八は四十八、つまり仏法四十八願の意味であろう』と言い、このことから宇津江四十八滝と呼ばれるようになったという」

 

2019年9月5日 一条真也