夏越大祓式

一条真也です。
7月1日、サンレー本社において夏越大祓式の神事が執り行われました。わが社の守護神である皇産霊大神を奉祀する皇産霊神社の瀬津隆彦神職をお迎えし、これから暑い夏を迎える前に、会社についた厄を払って社員全員の無病息災を祈願しました。

f:id:shins2m:20190701084354j:plain夏越大祓式のようす

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清祓の儀で低頭しました

 

わが社は「礼の社」を目指していることもあり、会社主催の儀礼や行事を盛んに行っています。もともと、「社」というのは「人が集まるところ」という意味です。神社も、会社も、人が集まる場としての「社」なのですね。今日は、祭主を務める佐久間進会長に続いて、わたしが玉串奉奠して、社員のみなさんとともに二礼二拍手一礼しました。

f:id:shins2m:20190701084554j:plainわが社は儀式を大切にしています

f:id:shins2m:20190701085326j:plain玉串奉奠する佐久間会長

f:id:shins2m:20190701085424j:plainわたしも玉串奉奠しました

f:id:shins2m:20190701085831j:plain神事終了後に挨拶する佐久間会長

 

神事終了後には佐久間会長が「これで、みなさんは健康に夏を乗り越えられるでしょう。何事も陽にとらえて、前向きに生きていきましょう」と挨拶しました。わが社では、このような儀式をとても大切にしています。わたしは『儀式論』(弘文堂)という本を書きましたが、いつも「儀式とは何か」について考えています。そして、儀式とは「魂のコントロール術」であり、「人間を幸福にするテクノロジー」であると思っています。

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総合朝礼で社長訓示をしました

 

夏越の神事を終えた後は、恒例の月初の総合朝礼を行いました。総合朝礼の冒頭、社長訓示を行いました。まず、わたしは「儀式とは『魂のコントロール術』であり、『人間を幸福にするテクノロジー』です。夏越大祓式を無事に終えて、みなさんは健康に夏を乗り越えられるでしょう。何事も陽にとらえて、前向きに生きていきましょう」と述べ、それから、ブログ「北九州市災害時支援協定調印式&記者会見」で紹介した北九州市と株式会社サンレーの間で結んだ「災害時における施設の使用に関する協定」について話しました。

f:id:shins2m:20190701090116j:plainセレモニーホールからコミュニティセンターへ 

 

「葬儀をする施設」から「葬儀もする施設」へ。セレモニーホールからコミュニティセンターへ。互助会の理念である『相互扶助』の実現をめざして、そして地域に不可欠な施設としてこれからも地域に貢献させていただきたいと願っています。「寺離れ」「神社離れ」といわれるようになって久しいですが、かつては寺院や神社が果たしていた地域の交流の場としての役割を担うべく、紫雲閣グループは果敢な挑戦を続けます。すべての紫雲閣を、葬儀や法要などのセレモニーだけでなく、地域住民の寄り合いの場や発表会など、地域の交流の場として開放する考えです。

f:id:shins2m:20190701090153j:plain互助社会の実現を目指しましょう!

 

「良き生を送ることが良き死を迎えることにつながる」という我が社の一貫した考え方は、「人生を修める」という「修生活動」すなわち「修活」につながります。そう、互助会とは人生を修めるための「修活クラブ」でもあるのです。これからの多様な活動を通じて、ぜひ互助社会の実現を目指しましょう!

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人はみな 助け求むる人助く こころの社 求むものなり

 

最後に、わたしは「人はみな 助け求むる人助く こころの社(やしろ)求むものなり」という道歌を披露しました。総合朝礼の終了後は、本部会議が開催されました。
いよいよ今年も後半戦のスタートが切られました。
全社員が力を合わせ、目標にチャレンジします!

 

2019年7月1日 一条真也拝