父の日

一条真也です。
6月16日(日)は、「父の日」であります。
いつもはプレゼントを持って実家を訪れます。今日は、会社の大きなイベントがあって予定が合いませんでした。でも、プレゼントは綺麗な色のシャツをすでに渡してあります。

f:id:shins2m:20190616141234j:plain娘たちからの「父の日」のプレゼントΣ(・ω・ノ)ノ! 

 

わたしは息子であるだけでなく、父でもあります。
ですから、「父の日」はわたしのための日でもあるのです。
今朝、妻が東京から帰ってきたのですが、娘たちからの「父の日」のプレゼントを渡してくれました。渋谷の東急本店で求めたワイン&ポケットチーフです。嬉しいなあ!

 

「父の日」は、6月の第3日曜日です。
「母の日」に比べて、「父の日」はどうも盛り上がりに欠けます。もともとは20世紀の初頭にアメリカで生まれた記念日で、ワシントン州スポケーンの女性、ソノラ・スマート・ドッドの発案によるものです。彼女の母は早く亡くなり、父は男手ひとつで6人の子どもたちを育てました。当時、すでに「母の日」は始まっていましたが、ソノラは「母の日があるなら、父に感謝する日もあるべき」と牧師協会に嘆願したといいます。

 

世界初の「父の日」の祝典は、1910年6月19日、スポケーンで行われました。16年、アメリカ合衆国第28代大統領ウッドロー・ウィルソンは、スポケーンを訪問。そこで「父の日」の演説を行ったことにより、アメリカ国内で「父の日」が認知されるようになったそうです。また66年、第36代大統領リンドン・ジョンソンは、「父の日」を称賛する大統領告示を発し、6月の第3日曜日を「父の日」に定めました。正式に「父の日」が国の記念日に制定されたのは72年のことです。

 

このように、「父の日」そのものは非常にアメリカ的なのですが、日本においても必要であると思います。なぜならば、「父の日」でもなければ、世のお父さんたちは子どもたちから感謝される機会がないではありませんか!
人間関係を良くする「法則」を求めた儒教においては、親の葬礼を「人の道」の第一義としました。親が亡くなったら、必ず葬式をあげて弔うことを何よりも重んじたというのも、結局は「親に感謝せよ」ということでしょう。親とは最も近い先祖です。「いのち」のつながりを何よりも重んじた儒教では、祖先崇拝を非常に重要視した。それは、「孝」という大いなる生命の思想から生まれました。どうか、「父の日」をお忘れなく!

 

決定版 年中行事入門

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2019年6月16日 一条真也