営業推進部総合朝礼

一条真也です。
4日、松柏園ホテルで開催されたサンレー営業推進部の総合朝礼に参加しました。令和になって最初の営業推進部総合朝礼です。この日も、300人以上が集まりました。

f:id:shins2m:20190604114228j:plain入場のようす

f:id:shins2m:20190604105538j:plain勇壮なふれ太鼓

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全員で社歌を斉唱

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全員で経営理念を唱和

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わたしが登壇しました

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社長訓示を行いました

 

わたしが入場すると、武田課長による勇壮なふれ太鼓が鳴り響きました。それから「開会の辞」があり、社歌斉唱を行いました。その後、小倉南営業所の矢羽田所長のリードで経営理念を唱和してから、わたしが登壇して社長訓話を行いました。重要なメッセージを営業員のみなさんに伝えなければいけません。改元を迎え、大きく社会の様子が変化している現在だからこそ守っていかなければならないものがあります。それこそ、元号に代表される古代からの伝統であり、わが社が業とする儀式です。

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「令和」への改元について

 

今回の改元が行われる曲折の中で、情報システム上の問題から、企業の元号離れが進んだようです。国際化などが進展する現代において、基準となる西暦以外の紀年法は必要ないのではないかという意見も聞こえました。もちろん、元号不要論の中には、単に西暦と併記することが億劫だからという理由もあるのでしょうが、果たしてそんな理由でこれまでの伝統をなくしてしまって良いのでしょうか?わたしの答えは「否」です。元号であれば、「大化」以降約1400年あまりにわたって受け継がれてきた伝統であり、今回の「令和」に至るまで、平成を含めて約250を経ています。これはルーツとなった中国においても既に喪われてしまったもので、現在は日本固有の文化だということができます。

f:id:shins2m:20190604122854j:plain「和」の思想が世界を救う

 

ここに見える希少性は、無論、今後も元号を続けるべき理由のひとつですが、それ以上に、元号にはこれまで日本が歩んできた道のりや、その時代を生きた人々の想いが凝縮されたものであることが何よりも大切なのです。今回の「令和」であれば、「昭和」に続いて「和」の一字が入ったことが大きいです。「和」は「大和」の和であり、「平和」の和です。日本の「和」の思想こそが世界を救うのではないかと思います。

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儀式を続けていくということ

 

それは儀式においても同様です。冠婚葬祭・年中行事に代表される儀式は、これまで日本人が培ってきた文化の淵源(えんげん)すなわち「文化の核」であり、元号と同じく、携わる人間が想いをこめて紡ぎ上げてきた、かけがえのない存在です。そのように重要な存在を、効率化や文明化の美名を被った「面倒くさい」という意識のもとになくしてしまうことは、決して許されるものではありません。

f:id:shins2m:20190604110942j:plain儀式の華ひらく時代へ!

 

そもそも、現代のわたしたちが「改元」や「儀式」を体験できることは、過去のご先祖様たちがわたしたちへ、この文化を繫いできてくれたからです。それを中継地点に過ぎないわたしたちが勝手に途切れさせてしまうことは「おこがましい」と言えます。
ともあれ、ついに「令和」の時代が到来しました。今上陛下の御譲位また皇太子殿下の新天皇への御即位にあたり、日本文化の核ともいえる儀式群が幕を開けました。儀式に携わる者として、いま、この時に立ち会えた幸運に感謝し、その推移を見守らせていただくとともに、これから迎える新たな御代が誰にとっても平穏で、そして儀式の華ひらく時代となることを心より願う次第です。

f:id:shins2m:20190604111134j:plain大いなる「礼輪」を実現しましょう!

 

儀式は「礼」を形にしたものです。 「礼」をハードに表現したものがセレモニーであり、ソフトに表現したものがホスピタリティではないかと思います。そして、「礼」は究極の平和思想です。令和の時代には、至るところで冠婚葬祭が大切にされ、「おめでとう」と「ありがとう」の声が行き交うハートフル・ソサエティを実現したいものです。「令和」の出典である『万葉集』に収められている和歌で最も多いのは相聞歌と挽歌、つまり恋愛と鎮魂がテーマです。まさに冠婚葬祭そのものではありませんか。「令和」の時代、大いなる「礼輪」を実現しましょう!

f:id:shins2m:20190604111740j:plain決意表明のようす

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頑張りま~す!

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目標達成します!

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必ず達成します!

f:id:shins2m:20190604112600j:plain「礼の輪」を作ります!

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エイエイオー!!

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社長、見ていて下さい!

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祭りだ、ワッショイ!

f:id:shins2m:20190604113858j:plain最後は研修生が登場しました

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トシちゃんかと思いました

 

社長訓話の後は、各営業所長およびブロック長による決意表明が行われました。北九州だけで3ブロック・12営業所および研修センターがあるのですが、それぞれに趣向を凝らした決意表明でした。営業所長の音頭に合わせて、営業員さんたちが声を揃えたり、拳を突き出したり、「達成」などと書かれた団扇を振ったり、「いなかっぺ大将」の主題歌を歌ったりしました。最後は研修生たちがアクロバッティックな決意表明を見せてくれました。フィナーレでは高い位置の研修生が右手を高く突き出す華麗なポーズで決めてくれました。それを見て、わたしは「田原俊彦みたいだな」と思いました。いなかっぺ大将といい、トシちゃんといい、昭和テイストが炸裂です!

f:id:shins2m:20190604114350j:plain決意表明の後で講評を述べました

f:id:shins2m:20190604114240j:plainみなさんなら、必ず、やれます!

 

すべての決意表明が終わった後、わたしは「素晴らしい決意表明でした。なによりも明るいのがいい。営業に限らず、仕事というのは『嫌だ』『面倒臭い』『やりたくない』などとネガティブに考えると、どんどん悪い方向に転がるものですが、何事も陽にとらえて、前向きに明るくしていれば必ず好転します。みなさんは明るくて素晴らしい!みなさんなら、必ず、やれます!」と講評しました。

f:id:shins2m:20190604114633j:plain和のこえ」を行いました

f:id:shins2m:20190604123358j:plainよろしくお願いいたします!
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最後は、もちろん一同礼!

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拍手の中を退場しました

 

その後は、小谷部長代理の音頭で「和のこえ」を行いました。わたしたちは、手をつないで「ガンバロー!」と3回唱和しました。わたしは、「この勢いがあれば、令和の時代になってさらに大きく飛躍できる!」と思いました。営業推進部のみなさんの活躍に期待しています!

 

2019年6月4日 一条真也