一条真也です。
東京に来ています。20日は気温が21.5度まで上昇しました。「春分の日」である21日に桜の開花宣言があるのではないかというので、21日の朝、靖国神社を訪れました。
靖国神社を訪れました
境内に人だかりが・・・・・・
お目当ては、桜の標本木でした
テレビの取材陣も多かったです
靖国神社にはソメイヨシノの標本木があります。この花が5輪咲けば、東京の開花宣言が行われます。しかし、昨日は4輪までしか開花が確認できませんでした。「今日こそは!」と期待した多くの人々が靖国神社に集まり、わたしが行ったときには多くの取材陣もいました。
桜の開花宣言を待つ人びと
待つ人びとを背に
すでに5輪以上が開花しているようでしたが、開花宣言するためには、オシベとメシベを確認しなければいけないなどの細かいルールがあるそうです。わたしのすぐ目の前で、気象庁の人がテレビの取材を受けていました。
靖国神社の本殿
平和の祈りを捧げました
しかしながら、靖国神社は単なる桜の開花宣言の確認場所ではありません。「英霊」と呼ばれる246万6千余柱の「祖国を守るという公務に起因して亡くなられた方々の神霊」の眠る神聖な場所です。わたしは標本木から離れて本殿へと向かい、サングラスを外してから姿勢を正して参拝しました。
もうすぐ平成が終わりますが、新しい元号の新時代が平和でありますようにとの願いを込めて・・・・・・。
ついに開花宣言が行われました!
その瞬間、無数のスマホが・・・・・・
開花した靖国神社の桜
東京の開花宣言の瞬間に立ち会いました
その後、標本木のところへ戻ると、大きな歓声が上がっていました。ついに、東京の開花宣言が行われたようです。気象庁の人の発表によれば、例年より5日早く、昨年より4日遅い開花だそうです。ソメイヨシノの標本木に向けて、無数のスマホのシャッター音が鳴り響いていました。わたしは、「春分の日」に東京の開花宣言の瞬間に立ち会ったわけです。この瞬間から「春が来た!」と実感しました。
これから、この場所も花見で盛り上がるのでしょうが、これぐれも靖国神社は単なる桜の名所ではなく、英霊の眠る場所であるということを忘れないでいただきたいですね。
改元まで、あと41日です。
2019年3月21日 一条真也拝