大分総合朝礼  

一条真也です。
7日、北九州は朝から大雨でした。
その雨の中を小倉から社用車で中津へ。途中、豊前紫雲閣に立ち寄りました。10時30分からサンレー大分の総合朝礼をわが社の結婚式場「ヴィラルーチェ」で行いました。
さまざまな部署から、総勢150名以上が参集しました。

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最初は、もちろん一同礼!

f:id:shins2m:20190307102932j:plain社歌斉唱のようす

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S2M宣言」を全員で唱和

 

司会は管理部の白鳥課長が務めました。
まず、「開会の辞」に続いて全員で社歌を斉唱し、それから宇佐営業所の西河所長によって「経営理念」および「S2M宣言」が読み上げられ、全員で唱和しました。

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社長訓示を行いました

 

それから、わたしが登壇して社長訓話を行いました。
最初に、わたしは「昨年の紅白歌合戦を御覧になりましたか。近年稀に見る素晴らしい紅白でした。サザンオールスターズ北島三郎さんの絡みには感動しました。新時代が来ると、あらゆる古いものが『もう不要では?』と言われます。紅白もきっとその危機感を抱いていたのでしょう。昨年の紅白は、北島三郎の『まつり』とサザンの『勝手にシンドバッド』で盛り上がりましたが、わたしも会社の新年祝賀会でその2曲を歌いました」と述べました。

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あと55日で、平成が終わります!

 

 もうすぐ、平成が終わります。みなさんの人生においても、平成はいろんな出来事があったでしょう。かくいうわたしも平成元年に結婚し、平成5年に長女が生まれ、平成11年に次女が生まれました。そして、平成13年に社長に就任しました。その思い出に溢れる平成があと数ヵ月で終わります。今年の4月30日に今上天皇は退位され、翌5月1日に改元となります。新しい時代の訪れで、あらゆるものが変化することでしょう。今年も多くの方々から年賀状をいただきましたが、文面に「紙の年賀状は今年限りとさせていただきます」というものがたくさんありました。いわゆる「年賀状じまい」です。もう新しい時代が来るのだから、古い習慣は終わりにしよう」という考え方が広まってきています。

f:id:shins2m:20190307103935j:plain変えてはならないものとは?

 

 その「新時代には不要では?」と考えられる可能性のある筆頭は冠婚葬祭かもしれません。バーチャルなIT社会の現在、リアルな冠婚葬祭という営みを否定する輩が必ず出てくるでしょう。世の中、変えてもいいものと変えてはいけないものとがありますが、窮屈なばかりで意味のない礼儀、いわゆる虚礼などは廃れていくのが当然でしょう。平成が終わって新元号となったとき、それらの虚礼は一気に消え去ります。しかしながら、結婚式や葬儀、七五三や成人式などは消えてはならないものです。それらは「こころ」を豊かにする「かたち」だからです。

f:id:shins2m:20190307104631j:plain「かたち」と「こころ」の関係を説明

 

人間の「こころ」は、どこの国でも、いつの時代でも不安定です。だから、安定するための「かたち」すなわち儀式が必要なのです。そこで大切なことは先に「かたち」があって、そこに後から「こころ」が入るということ。逆ではダメです。「かたち」があるから、そこに「こころ」が収まるのです。ちょうど不安定な水を収めて安定させるコップという「かたち」と同じです。

f:id:shins2m:20190307104245j:plain儀式という「かたち」を守ろう!

 

 人間の「こころ」が不安に揺れ動く時とはいつかを考えてみると、子供が生まれたとき、子どもが成長するとき、子どもが大人になるとき、結婚するとき、老いてゆくとき、そして死ぬとき、愛する人を亡くすときなどです。その不安を安定させるために、初宮祝、七五三、成人式、長寿祝い、葬儀といった一連の人生儀礼があるのです。今年はわれわれにとっても正念場です。ぜひ、サンレーグループ全員の「こころ」を1つにして、儀式という「かたち」を守りましょう!

f:id:shins2m:20190307105136j:plain実績報告のようす

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実績表彰のようす

 

その後、祐徳事業部長による実績報告があり、業績表彰として日田営業所の武富所長、宇佐紫雲閣の永松副支配人に2月度達成賞をお渡ししました。2人とも緊張しながらも、晴れやかな表情をしていました。

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各部署連絡事項を報告

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再び登壇して講評を行いました

 

そして各部署連絡事項として、営業推進部の堺部長代理、ヴィラルーチェの吉田支配人、マリエールオークパイン日田の辻支配人、紫雲閣事業部の山形支配人から報告がありました。その後、わたしが再び登壇して、社長として講評を行いました。わたしは儀式文化を守ることの意義を強調し、各部署の健闘を祈りました。

f:id:shins2m:20190307111623j:plain和のこえ」で締めくくる

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最後は、もちろん一同礼!

 

そして、いよいよクライマックス。別府営業所の澤谷ブロック長の音頭で「和のこえ」を行いました。わたしたちは、手をつないで「ガンバロー!」と3回唱和しました。わたしは、「この勢いがあれば、新元号になっても必ず飛躍できる!」と思いました。大分のみなさんに期待しています!
改元まで、あと55日です。

 

2019年3月7日 一条真也