合同厄除け祝い  

一条真也です。
1日の夜、ブログ「節分祭」で紹介した神事に続き、松柏園ホテルで「合同厄除け祝い」が開催されました。わが社の創業以来の恒例行事です。

f:id:shins2m:20190201182526j:plain「合同厄除け祝い」のようす

f:id:shins2m:20190201182755j:plain
前年度厄除け者の挨拶

 

今回の「合同厄除け祝」には、5名の厄除け者が参加しました。「開会の辞」の後は、厄除け者入場、そして、厄除け者紹介が行われます。厄除け発起人代表挨拶は前年の厄除け者が務めますが、今年は行橋営業所の小澤所長が立派に務めました。

f:id:shins2m:20190201182956j:plain
佐久間会長の挨拶

f:id:shins2m:20190201183820j:plainわたしが挨拶しました

 

続いて佐久間会長が登壇し、「社会でも会社でも重要な役を担う厄除け者のみなさんの活躍に期待しています」と挨拶しました。続いて、わたしが登壇して、サンレー社長として祝辞を述べました。わたしは、儀式文化は「人生儀礼」と「年中行事」の2つから成っていると述べ、厄除け祝いは人生儀礼であることを説明しました。そして、節分に代表される年中行事の重要性について話しました。民俗学者折口信夫は、年中行事を「生活の古典」と呼びました。彼は、『古事記』『万葉集』『源氏物語』などの「書物の古典」とともに、正月、節分、雛祭り、端午の節句、七夕、盆などの「生活の古典」が日本人の心にとって不可欠であると訴えました。

f:id:shins2m:20190201192238j:plain「生活の古典」を大切に!

f:id:shins2m:20190201192310j:plain大いに役に立って下さい!

 

文化が大きく変化する、あるいは衰退するのは、日本の場合は元号が変わった時であると言われています。実際、明治から大正、大正から昭和、昭和から平成へと変わったとき、多くの「生活の古典」としての年中行事や祭り、しきたり、慣習などが消えていったといいます。そして、平成も終わり、新しい元号へと変わります。今年の4月30日、天皇陛下は退位されることになりました。平成は4月末で終わります。翌5月1日に改元となります。どうか、平成が終わっても「生活の古典」を大切にしていきたいものです。そして、厄年の「厄」を落としたみなさんがぜひ、会社や社会の役に立ってほしいと述べました。

f:id:shins2m:20190201183941j:plain厄除け者に記念品を贈呈しました

f:id:shins2m:20190201184038j:plain大盃でカンパ〜イ!

f:id:shins2m:20190201184227j:plain
カンパ~イ!


挨拶の後で、わたしは厄除け者に記念品を贈呈しました。いつも記念品は男性がベルト、女性が傘で、男女ともに松柏園特製の恵方巻も贈られます。今回は男性のみだったので、みなさんに超高級ベルトをお贈りしました。それから厄除け者による「大盃の儀」が行われ、次々と酒を飲み干す姿に会場が大いに沸きました。その後、サンレーの東常務による乾杯の音頭を合図として、今夜の祝宴が華やかにスタートしました。

f:id:shins2m:20190201185401j:plain合同厄除け祝いのようす

f:id:shins2m:20190201190535j:plain厄除け者紹介

f:id:shins2m:20190201193043j:plain紫雲閣事業部によるカラオケ

f:id:shins2m:20190201193624j:plain営業推進部によるカラオケ

f:id:shins2m:20190201194023j:plain冠婚事業部によるカラオケ

 

わたしは、いろんな方々とお酒をついだりつがれたりしながら、大いに語り合いました。けっこう寒い夜でしたが、参加者の熱気で会場がヒートアップしました。その後はカラオケタイムで、紫雲閣事業部、営業推進部、冠婚事業部の順番で秀逸なパフォーマンス合戦が繰り広げられました。

f:id:shins2m:20190201203154j:plain戦闘服に着替えました

f:id:shins2m:20190201194635j:plain今日は祭りだ! 祭りだ!

 

最後は、わたしの番が来ました。わたしは北島三郎の「まつり」を歌いました♪ イントロの部分で、「年がら年じゅう、お祭り騒ぎ。初宮祝に七五三、成人式に結婚式、長寿祝に葬儀を経て法事法要・・・人生は祭りの連続でございます。今日は合同役除け祝いとあっちゃ、こりゃめでたいなあ〜。今日は祭りだ! 祭りだ!」と言ってから、歌い出しました。今日も、つかみはOK牧場!(笑)

f:id:shins2m:20190201194711j:plain男は〜ま〜つ〜り〜を〜♪

f:id:shins2m:20190201195007j:plainみなさん、ご一緒に!

 

わたしが「男は〜ま〜つ〜り〜を〜♪」と歌い始めると、大いに盛り上がりました。この歌は、今年の新年祝賀会で全国で歌ってきた名曲です。北九州では蛇踊り、大分では中津祇園、宮崎ではひょっとこ踊り、北陸では御陣乗太鼓、そして沖縄ではカチャ―シーで一連の祭りシリーズはクライマックスを迎えました。

f:id:shins2m:20190201194718j:plain会場を練り歩いて歌いました♪

f:id:shins2m:20190201203620j:plainこれが隣人~祭り〜だ〜よ〜♪

 

最後の「これが日本の祭り〜だ〜よ〜♪」の歌詞を「これが隣人~祭り〜だ〜よ〜♪」に替えて歌い上げると、興奮が最高潮に達しました。最後は「厄除け者のみなさん、今日はおめでとうございました!」と叫ぶと、割れんばかりの盛大な拍手をいただきました。

f:id:shins2m:20190201195629j:plain最後は「末広がりの五本締め」で

 

それから、厄除け者を代表して小倉営業所の浦壁所長から謝辞がありました。続いて、来年の厄除け者の紹介があり、1人づつ紹介されるたびに大きな拍手が起こりました。最後は、サンレー名物「末広がりの五本締め」です。この「人間関係を良くする魔法」は、全国的にもすっかり有名になりました。今夜は、松田取締役がしっかりと締めてくれました。厄除け者のみなさん、誠におめでとうございます。これからの活躍に大いに期待していますよ!

 

2019年2月2日 一条真也