大分祝賀式典

一条真也です。
今朝、小倉駅からソニック9号に乗って中津駅へ。
10時45分からサンレー大分の新年祝賀式典をわが社の結婚式場「ヴィラルーチェ」で行いました。さまざまな部署から、総勢150名以上が参集しました。 

f:id:shins2m:20190109102122j:plainヴィラルーチェの前で

f:id:shins2m:20190109104012j:plain入場のようす

f:id:shins2m:20190109104053j:plain勇壮なふれ太鼓

f:id:shins2m:20190109104127j:plain一同礼!

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社歌斉唱♪

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S2M宣言」を全員で唱和

 

司会は管理部の大谷さんが務めました。
まず、別府亀川紫雲閣の福富支配人による「ふれ太鼓」で幕を明け、「開会の辞」に続いて全員で社歌を斉唱し、それから別府・日田地区の澤谷ブロック長によって「経営理念」および「S2M宣言」が読み上げられ、全員で唱和しました。

f:id:shins2m:20190109105312j:plainみなさんと新年の挨拶をしました

f:id:shins2m:20190109104919j:plain社長訓示を行いました

 

そして、いよいよ「社長訓示」です。わたしは、以下のような話をしました。平成31年、2019年の新しい年を社員のみなさんとともに迎えることができて、幸せを感じています。今年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。昨年は別府・日出地区にも進出しましたが、今年も全社員が一丸となって第二創業期を盛り上げましょう。おかげさまで、サンレーグループは昨年、過去最高の業績で終わることができました。わたしは2001年に社長に就任しましたが、ようやく18年目にして大きな目標を達成することができ、感無量です。これもひとえに、毎日頑張っていただいているみなさんのおかげだと、心より感謝しています。

f:id:shins2m:20190109104931j:plain昨年の業績を報告しました

 

 サンレーグループはますます発展します。
今年の元旦も、門司にある皇産霊神社で初詣をしました。そのとき、初日の出も拝みました。見事な朝陽でした。最初は青浜の海にゆっくりと顔を出した真紅の太陽は、姿を見せるやいなや一気に加速して上昇していきました。太陽の光とは、英語でSUNRAYです。見事な初日の出は、今年のサンレー大躍進を予告しているように思いました。

f:id:shins2m:20190109105051j:plain今年もサンレーは躍進します!

 

 さて、今年は平成の最後の年です。ここにおられるみなさんの人生においても、平成はいろんな出来事があったでしょう。かくいうわたしも平成元年に結婚し、平成5年に長女が生まれ、平成11年に次女が生まれました。そして、平成13年に社長に就任しました。その思い出に溢れる平成があと4ヵ月足らずで終わります。今年の4月30日に今上天皇は退位され、翌5月1日に改元となります。新しい時代の訪れで、あらゆるものが変化することでしょう。今年も多くの方々から年賀状をいただきましたが、文面に「紙の年賀状は今年限りとさせていただきます」というものがたくさんありました。いわゆる「年賀状じまい」です。

f:id:shins2m:20190109110009j:plain新時代の到来で何が起こるか

 

 「もう新しい時代が来るのだから、古い習慣は終わりにしよう」という考え方が広まってきています。年賀状の他にも、さまざまな礼儀やビジネスマナーをムダだと感じている人が増えてきているようです。VRエヴァンジェリストのGOROmanさんが書いた電子書籍『マッハ新書 - 礼儀2.0』がネット上で話題となっていますが、それによれば、20代~40代前半の人たちの多くが、礼儀の定義が変わってきていると考えているそうです。古い礼儀は「相手を重んじる。自分の時間を犠牲にし、時間を相手のために使う。直接会う。スーツなど服装をわきまえる」でしたが、新しい礼儀は「相手の時間を奪わないようにする(電話しない、リモートで済むものはリモート)」のだそうです。

f:id:shins2m:20190109105543j:plain礼儀がアップデートする

 

 たしかに、礼儀というものはアップデートします。世の中、変えてもいいものと変えてはいけないものとがありますが、窮屈なばかりで意味のない礼儀、いわゆる虚礼などは廃れていくのが当然でしょう。平成が終わって新元号となったとき、それらの虚礼は一気に消え去ります。もちろん、結婚式や葬儀、七五三や成人式などは消えてはならないものです。それらは「こころ」を豊かにする「かたち」であり、それらを守るのが、わたしたち冠婚葬祭互助会の使命です。

f:id:shins2m:20190109105549j:plain互助会はどう変わるか?

 

とはいえ、冠婚葬祭互助会そのものも変わります。
結婚式・葬儀以外のそれらの新型サービスを会員のニーズやウオンツをつかんでそれを形にしたとき、互助会は新しい共同体としての姿を浮き彫りにできる。そのように、わたしは信じています。
いま、七五三も成人式も結婚式も、そして葬儀も大きな曲がり角に来ています。現状の冠婚葬祭が日本人のニーズに合っていない部分もあり、またニーズに合わせすぎて初期設定から大きく逸脱し、「縁」や「絆」を強化し、不安定な「こころ」を安定させる儀式としての機能を果たしていない部分もあります。

f:id:shins2m:20190109110624j:plain互助会もアップデートする!

 

いま、儀式文化の初期設定に戻りつつも、アップデートの実現が求められています。「無縁社会」が叫ばれ、生涯非婚に孤独死や無縁死などが問題となる中、冠婚葬祭互助会の持つ社会的使命はますます大きくなります。いまや全国で2000万人を超える互助会員のほとんどは高齢者であり、やはり孤独死をなくすことが互助会の大きなテーマとなっているのです。わが社が行っている「隣人祭り」をはじめとした隣人交流イベント、グリーフケア・サポート、さらには見回りや買い物支援など、そして婚活サポートなども互助会に求められてきます。

f:id:shins2m:20190109111244j:plain新しき時代を迎へて日の本とわれらの社ともに栄えん

 

将来的に、互助会が進むべき姿は、「互助会4.0」です。これは結婚をプロデュースし、孤独死自死をなくす互助会です。この互助会4.0のめざすところは「結婚は最高の平和である」「死は最大の平等である」というわが社の理念の実現です。「結婚をプロデュースする」とは、いわゆる「婚活」のことですが、もともと、夫婦こそは「世界で一番小さな互助会」であると言えます。これらを実現することこそ、わが社の大きなミッションです。相互扶助の心と人生を肯定する冠婚葬祭は永久に不滅です。「新しい時代を高い志で切り拓いてゆきましょう!」と述べてから、わたしは「新しき時代(とき)を迎へて 日の本とわれらの社 ともに栄えん」という道歌を披露し、盛大な拍手の中を降壇しました。

f:id:shins2m:20190109111420j:plain葬祭ディレクター技能審査1級合格者を表彰状

f:id:shins2m:20190109111701j:plainサンレーおもてなし賞」の受賞者を表彰

 

 また、各種表彰状を対象者のみなさんにお渡ししました。まず、葬祭ディレクター技能審査1級合格者。次に、「サンレーおもてなし賞」の3人。以上の方々に金一封を添えて表彰状をお渡ししました。

f:id:shins2m:20190109111929j:plain決意表明のようす

f:id:shins2m:20190109112344j:plain想いをしっかり受け止めました

 

その後、各責任者が部門別決意表明行いました。営業推進部の堺課長、ヴィラルーチェの辻支配人、マリエールオークパイン日田の吉田支配人、紫雲閣事業部(中津・日田地区)の山形支配人、紫雲閣事業部(別府・日出地区)の福富支配人、管理部の白鳥課長の順番で決意が読み上げられ、最後は大分事業部の祐徳事業部長の決意表明を受け取りました。

f:id:shins2m:20190109150433j:plain和のこえ」で締めました  

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退場のようす

 

最後は、全員で手をつないでの「和のこえ」を営業推進本部の堺課長が音頭を取り、進発式はめでたく終了。全員の心が1つになりました。

 

2019年1月9日 一条真也