盆踊り大会

一条真也です。
4日の北九州も非常に暑かったです。
夜は小倉では「わっしょい100万夏祭り」が行われましたが、八幡では盆踊り大会が開かれました。会場はサンレーグランドホテルの中庭です。地元の方々を中心に数百人もの方々が集まって、大いに盛り上がりました。


わたしも浴衣を着ました

今年も始まります!

書籍コーナーも人気でした

決定版 年中行事入門

決定版 年中行事入門

ブログ「盆踊り大会のお知らせ」で紹介したイベントです。
ブログ「コミュニティセンター化に挑む!」ブログ「みんなの紫雲閣ひろば」などでも紹介しましたように、わがサンレーでは、有縁社会を再生するためのコミュニティセンターの展開を図っているのです。


祭りだョ、全員集合!



夏の風物詩の1つに盆踊りがあります。もともとはお盆の行事の1つとして、ご先祖さまをお向かえするためにはじまったものですが、今ではご先祖さまを意識できる格好の行事となっています。昔は、旧暦の七月十五日に初盆の供養を目的に、地域によっては催されていきました。照明のない昔は、盆踊りはいつも満月の夜に開かれたといいます。太鼓と「口説き」と呼ばれる唄に合わせて踊るもので、櫓を中央に据えて、その周りをみんなが踊ります。地域によっては、初盆の家を回って踊るところもありました。


盆踊りがスタートしました

盆踊りのようす



今は先祖供養という色合いよりも、夏祭りの行事の1つになりましたが、老若男女が音楽で心を1つにして踊る様を見ていると、そこには地域社会のつながりを感じます。小袖や浴衣など、日本の伝統衣装に身を包み、一心不乱に手足を動かして踊れば、わたしたちを遠いご先祖さまと結びつけてくれます。まさに、「血縁」と「地縁」を結び直してくれる盆踊りは、わたしたち日本人にとって必要なものだと言えるでしょう。


縁日コーナーの「射的」

縁日コーナーの「シュートゲーム」

縁日コーナーの「ヨーヨー釣り」

屋台コーナー

屋台コーナー

かわいいキッズダンス♪



この日の盆踊りでは、元気キッズのパワフルステージ「キッズダンス」などのイベントも行われました。また「縁日コーナー」として、スーパーボールすくい、金魚すくい、射的など。さらに「屋台コーナー」として、フライドポテト、焼きそば、かき氷、唐揚げなどが人気を呼んでいました。


さあ、これから櫓の上へ!

みなさん、こんばんは!



この日はサンレーグランドホテルの中庭に櫓が組まれ、わたしは櫓の上で主催者挨拶をしました。浴衣を着て雪駄を履いたわたしは、まず、「みなさん、こんばんは!」と言いました。本当はその後、「日本ボクシング連盟会長の山根でございます。いろいろとお騒がせしております。村田は生意気だ!」と言って、大ボケをかまそうと思っていたのですが、その企みを知ったサンレーの東常務が「面白いジョークですが、この場にはそぐわないですよ」などと言うので、「それもそうかな」と思って、やめておきました。
それで、わたしは以下のように挨拶しました。
「毎日、お暑うございます。本日は、サンレー盆踊りにご来場いただきましてまことにありがとうございます。開催にあたりましては地元大膳地区婦人会の皆様方に大変なご尽力を賜わり感謝申し上げます」


「盆踊り」について話しました

主催者挨拶のようす



それから、わたしは以下のように述べました。
「盆踊りは、お盆に帰ってきたご先祖様の霊をお迎えする鎮魂の年中行事ということは皆さんもご存知だと思いますが、昔盆踊りは同時にみんなで集まって踊ることで地域の結びつきを深めたり、また、帰省してきた人との再会の場や、男女の出会いの場としての役割を果たしていました。本来盆踊りは旧暦7月15日の満月の夜に行われていましたので、先祖が見下ろす明るい月明かりの下で、子供たちははしゃぎ、大人たちは様々な思いを胸に踊っていたのです」


盆踊りで有縁社会の再生を!

主催者挨拶のようす



さらに、わたしは以下のように述べました。
「そんな盆踊りも、地元である大膳地区のようにしっかりとしたコミュニティがあり、婦人会のように志ある方々がいらっしゃる地区を除いては、残念ながら行うところがどんどんと減っています。そんな状況を憂い去年からこの盆踊りを開催させていただきました。この盆踊りが、地域の結びつきを少しでも深め、男女の出会いの場となり、そして結婚にまでつながったりすれば最高だと思います。ぜひ、盆踊りで有縁社会を再生いたしましょう!」


主催者挨拶のようす

大いにお楽しみ下さい!



そして最後に、わたしは「サンレーは、これからも地域の皆様にお役に立てる企業を目指し頑張ってまいりたいと考えております。今後ともお引き立ての程お願いいたします。今宵は盆踊りで大いにお楽しみください。本日は誠にありがとうございました!」と述べて、櫓を降りました。
本当は、挨拶の後で、ブログ「まつり」で紹介した歌をカラオケで歌うというプランもあったのですが、この後はプロの歌手のショーが控えていることもあり、水を差してもいけないという配慮、また、主催者の社長が変に目立つのもおかしいという常識から断念しました。


これがサンレーの祭りだよ〜♪

演歌ショーのようす

熱唱する那珂川仁美さん

お楽しみ抽選会

盆踊りのようす

盆踊りフィナーレ!



主催者挨拶の後は、「New演歌の歌姫」として知られる那珂川仁美さんによる歌謡ショー、豪華賞品が盛りだくさんの「お楽しみ抽選会」、そして盆踊りで大いに盛り上がりました。じつは、もう20年も前に小倉紫雲閣では「大盆踊り大会」を開催し、大きな話題となりました。来年は、ぜひ、小倉でも開催を予定したいですね。ということで、紫雲閣グループは、これからも地域社会で愛されるコミュニティセンターを目指します!


盆踊り、最高!



2018年8月4日 一条真也