心の豊かさ4章で

一条真也です。
ワールドカップで日本は第3戦のポーランドに0−1で敗れるも、決勝トーナメントには進出。試合終盤の消極的なパス回しは賛否両論でしょうが、日本代表が「サムライ」ならば、たとえ玉砕しても最後まで攻めて欲しかった!
さて、ブログ「『毎日新聞』取材」で紹介したインタビュー記事が29日付の「毎日新聞」朝刊に掲載されました。


毎日新聞」2018年6月29日朝刊



記事は「心の豊かさ4章で」「『人生の四季を愛でる』 サンレー社長佐久間さん出版」の見出しで、以下のリード文が書かれています。
一条真也ペンネームで執筆活動をする冠婚葬祭サンレー小倉北区上富野)社長、佐久間庸和さん(55)が新著『人生の四季を愛でる 「こころ」を豊かにする「かたち」』(毎日新聞出版)を出版した。「人生を幸せにするのは心だ」と言い、年中行事などさまざまな場面を彩る儀式を通じて、心を安定させるヒントを示す。【長谷川容子】」
それから、本文が以下のように書かれています。
「佐久間さんは社業の傍ら、これまでに90冊以上のエッセーや経営論の本を出版した。『人生の四季を愛でる』は2015年10月から2年半にわたって週刊誌「サンデー毎日」に連載したコラムをまとめたもの。『冠婚葬祭とは人生を肯定すること』『涙は世界で一番小さな海』など4章で構成し、四季折々の行事や文化、世論を騒がせた事件、有名人の死などから考えたことを、柔らかい筆致でつづっている。
バレンタインデーに想うこと』と題したコラムでは、『いまわの際に氷砂糖やチョコレートなどを口に含ませるとほほ笑んで旅立ってゆくという』とインドでの伝聞を披露。『成人式をなめるなよ!』では、派手さで注目される地元・北九州市の成人式にも触れる。『葬儀は人を永遠の存在にする』では、通夜・告別式なしで火葬場に直行する『直葬』や遺骨・遺灰を火葬場に捨てる『0葬』などを死者を軽んじる行為として警鐘を鳴らす。『仕事を通じて日々、多くの『愛する人を亡くした人』にお会いする。すべての人間は自分だけの特別な使命や目的をもってこの世に生まれてきている。長く生きた方でも、短い方でも人生の四季があると感じる』と佐久間さん。
4月に上智大学グリーフケア研究所客員教授に就任。悲嘆にある人にどう対処するか、社内で蓄積してきた知識と技術をもとに、研究や人材育成に役立ちたいという。『超高齢化による多死社会に突入し、今ほど老いる覚悟、死ぬ覚悟が求められる時代はない。死への不安を解消するには、自分自身の理想の葬儀を思い描くのが一番いい。人生を修める覚悟が人生を美しくする』」


2018年6月29日 一条真也