ガンガラーの谷  

一条真也です。
いちゃりばちょーでい! 沖縄に来ています。
ブログ「首里城」で紹介した世界遺産を後にしたわたしたちは、「神秘の谷」と呼ばれるガンガラーの谷を訪れました。沖縄県南城市前川にある、鍾乳洞が崩れてできた谷間で、2008年8月に観光地として公開されました。


ガンガラーの谷の入口

神秘的な光景

じつに、いい感じです

発掘調査区1



Wikipedia「ガンガラーの谷」の「概要」には、こう書かれています。
「ガンガラーの谷は、数十万年前までは鍾乳洞であったが、現在は崩壊し自然豊かな森となっている。広さは約14,500坪、歩行距離にして約1km、東京ドーム1個分の大きさである。森の中には、鍾乳洞跡にそびえ立つ高さ20mの大主(ウフシュ)ガジュマルや、子宝を願う信仰の場所であるイキガ洞・イナグ洞がある」


ガンガラーの谷で

密林でレクチャーを受ける

原生林のたたずまい

森の匂いを嗅ぎながら・・・

この木を見よ!

母神

鍾乳洞の中へ・・・

男根神



また、Wikipedia「ガンガラーの谷」の「遺跡発掘」には、以下のように書かれています。
「ガンガラーの谷では、世界最古となる約2万3千年前の貝製の釣り針や、約8千年前の爪形文土器片、約4千年前の火を焚いた炉の跡などが見つかっている。また石の棺に入った人骨が発見され、約1万8000年前に生きていた港川人の居住区だといわれている。現在も国立科学博物館東京大学・沖縄の地元研究者で結成されている沖縄更新世遺跡調査団と、沖縄県立博物館・美術館により港川人に関する発掘調査が続けられている」


トトロの葉?

沖縄のジャングル

ガンガラーの谷で

ガンガラーの谷で妻と

アドベンチャー気分

ガンガラーの谷で



さらに、Wikipedia「ガンガラーの谷」の「観光地化の流れ」には、以下のように書かれています。
「ガンガラーの谷は、沖縄返還直前の1972年4月に、南部に明るい場所を創ろうとの意図の下、観光地として公開されたが、その数年後に谷内を流れる川上流から畜舎排水が流れ込むという汚染問題が起こり、直ちに公開が中止された。その後30年間、河川環境の回復を待ち続け、2008年8月に予約制ガイドツアー専用エリアとして再び公開が始まった」


港川人の人骨発見地

洞窟内の港川人レクチャー

港川人の変化

出口付近にはハブ・ミュージアムが・・・


2018年6月13日 一条真也