「CORI」取材

一条真也です。
2日の17時から松柏園ホテルで、ブログ「『CORI』創刊」で紹介した季刊誌の取材を受けました。東京から、4名の取材陣が来られました。


「CORI」の取材を受けました



「CORI」は、冠婚葬祭や儀礼文化に関する内外の動向、互助会の事業・社会活動の紹介をはじめ、研究者・専門家の意見、冠婚葬祭総合研究所の調査研究成果などで構成しています。ブログ「冠婚葬祭研究所設立披露パーティー」でも紹介したように、わたしは同研究所の客員研究員を務めています。「CORI」創刊号の「客員研究員のご紹介」のページには、わたしが一条真也として紹介されています。


「CORI]創刊号の「客員研究員のご紹介」



しかし、今回は株式会社サンレー社長の佐久間庸和としてインタビュー取材を受けました。「施設訪問」のコーナーで、テーマは「『くさみ三礼庵』立ち上げへの思いと施設の特徴について」でした。


多くの質問を受けました



この日のインタビューは、以下のような内容でした。
(1)コミュニティハウス「くさみ三礼庵」を立ち上げた経緯等について
(2)新ブランド「三礼庵」は古民家を改装した小規模葬儀に対応する施設ということですが、会館施設(ハード、ソフト面)では、具体的にどのような表現をなされたのでしょうか?
(3)お客様の評判は如何でしょうか?
(4)従業員の評判は如何でしょうか?また、使い勝手は如何でしょうか?
(5)同形態の式場に対しての今後の方針は如何でしょうか?


質問の1つ1つにお答えました



わたしは、それらの質問の1つ1つに真摯にお答えました。古民家を改装した件は初めてであり、今後消費者ニーズがあることが考えられ立ち上げに至りました。三礼庵の「三礼」とは「敬い」「つつしみ」「思いやり」の心を表しており、また日本古来の伝統文化である茶道・華道を施行に生かしていくように“しつらえ”や”立ち振る舞い“などを学び、提供してゆきます。


「後期高齢」を「光輝好齢」に変えるお手伝いを!



三礼庵では1日1施行となり、ご遺族や親族にゆっくりと故人を偲んでいただけるよう、そしてご自宅と同じようにくつろいでいただけるような「しつらえ」や「おもてなし」を考えて立ち上げました。
また、葬儀だけではなく地域のコミュニティの中心となる拠点としての役割を持たせ、コミュニティの再生と活性化を目指しています。今後は、茶道や華道の教室なども開催し、より高齢者や地域の方に利用していただき、「後期高齢」を「光輝好齢」に変えるお手伝いを行っていきたいと考えています。


「葬儀も行える施設」と位置づける



くさみ三礼庵は「葬儀だけを行う施設」ではなく「葬儀も行える施設」と位置づけ、既存のフューネラルホールから形態を転換しています。これには、地域コミュニティが活用できる交流施設であり様々な催しもの・発表会・展示会や自治会・老人会の会合などの会場として使用できるだけでなく、定期的に茶道教室や華道教室を開催し地域のコミュニティハウスとして施設に親しんでもらい、互助会の加入につなげる狙いもあります。


コミュニティセンターを展開したい!



今後は、地域コミュニティの中心として既存の施設も含め今後展開して行く施設を「コミュニティセンター(コミュニティハウス)」として展開してゆきたいと考えています。高齢者人口の比率が政令指定都市で最も高い北九州市ならではの取り組みを行い、「後期高齢」を「光輝好齢」に変えるお手伝いに励み、「サンレーなら大丈夫」といっていただけるような施設を作って、各地で展開していきたいです。



2018年2月2日 一条真也