一条真也です。
「第69回NHK紅白歌合戦」を御覧になりましたか? いやあ、素晴らしかった!
過去最高の紅白でした。まずは、5年ぶりに登場した北島三郎の「まつり」に感動しました。紋付き袴姿のサブちゃんが兜をイメージした大きな神輿でド派手に登場する演出で、会場は大いに盛り上がりました。
サブちゃんが「まつり」を歌う!
神輿に乗ってサブちゃん登場!
ド迫力の演出でした!
桑田サンも大喜び!
わたしのカラオケ定番曲といえば、サザンオールスターズ、矢沢永吉、北島三郎のナンバーと決まっていますが、特に愛唱しているのがブログ「まつり」で紹介した国民的ソングで、各種式典の懇親会などで歌うときには、最近は必ずこの歌を歌います♪ あと、それをサザンの桑田佳祐も大きなうちわを振って大喜びでした。
ユーミンが紅白ホールに来た!
その後、「ユーミン」こと松任谷由実が登場して、「ひこうき雲」を歌いました。ブログ「ひこうき雲」で書いたように、8年前に愛犬ハリーが死んだとき、この歌に癒されました。じつは、平成最後の大晦日となる今日、12年飼っていたセキセインコのミーシャが天に召されたのですが、ユーミンがミーシャのために歌ってくれたのだと思いました。
ラストは「勝手にシンドバッド」♪
そして、ラストはサザンの「勝手にシンドバッド」。
じつは、わたしは最後は「TSUNAMI」を歌うのではないかと予想していました。というのも、「TSUNAMI」は平成最大のヒット曲であり、その前に嵐が福島の被災地を訪問する流れから、「これは、いよいよ、TSUNAMIで平成最後の紅白を締めるのか」と思ったのです。しかし、実際はサザンのデビュー曲である「勝手にシンドバッド」でした。日本のロックを変えたといわれる曲です。結果的に、最後はこの曲で盛り上がって終われて良かったと思います。
ユーミン&桑田の奇跡のコラボ
観ていて、感動のあまり涙が出ました
しかし、桑田サンはなんと歌の途中で大御所の北島三郎に対して「サブちゃん、さすが」と声を掛けます。また、ユーミンと一緒に腰をくねらせながら踊りました。ユーミンは桑田サンの頬にキスまでする盛り上がりぶり。わたしの学生時代、青春時代はユーミンとサザンのラブソングばかり聴いていました。時代を象徴する2人であり、まさにJ-POPのキング&クイーンなのです。そんな2人が一緒に踊るシーンを観ながら、わたしは感動のあまり涙が出ました。ユーミンが何度も「平成最後の『お祭り』だから」と言っていましたが、本当に平成を締めくくる最高の「まつり」が実現しました。
サブちゃんに語りかける桑田サン
それにしても、桑田サンのエンターテイナーとしての天才ぶりには感服です。今回のパフォーマンスだけで彼には国民栄誉賞をあげるべきですね。正直言って、サブちゃんもユーミンも、もう生歌がきつい現実がありますが、桑田サンとの絡みで彼らが一気に輝きましたね。
桑田サンがサブちゃんに語りかけるシーンも感涙モノでした。先日の「第3回ひとり紅白歌合戦」では、桑田サンはサブちゃんのことを「日本のジェームス・ブラウン」と呼び、「与作」を熱唱しました。しかし、本当は「まつり」を歌ってほしかった!
ちなみに、わたしはカラオケでサブちゃんの「まつり」を歌った後は、桑田サンの「祭りのあと」を歌います♪
このツーショットにも感涙!
サブちゃんと桑田サンのツーショットを見て、「あと、ここに永ちゃんがいれば最強トリオなのに!」と思ったのはわたしだけでしょうか? 背後に、YOSHIKIとHYDEがいるのも凄い!(笑)
69回目の紅白はまさに「ロック」でした。まるで、日本版ライブ・エイドを観ているようでした。本当は、「白組のトリは嵐ではなくてSMAPだったら良かったなあ!」とも思いましたが、紅組司会の広瀬すずも圧倒的に可愛かったし、日本中が新しい時代への希望を抱くことができた素晴らしい紅白をありがとう!
最後に、2020年の東京五輪の開会式では、ぜひ、サブちゃんに「まつり」を、閉会式ではサザンに「勝手にシンドバッド」を熱唱していただきたい!
2018年12月31日 一条真也拝