一条真也です。
ブログ「八重山第二紫雲閣起工式」で紹介した神事を終えた後、わたしは、かりゆしウェアからスーツに着替えて石垣空港へ直行しました。15時30分発のANA92便で東京に向かうためです。
さらば、南ぬ島!
石垣空港にて
搭乗ゲートの前で
この飛行機に乗りました
サンレー沖縄の高橋相談役が「石垣の飛行機はいつも1時間ぐらい平気で遅れますよ」と言っていたので嫌な予感はしたのですが、到着機の遅れやら整備の再点検やらで、本当に70分遅れの16時40分発になってしまいました。とほほ。でも、なんくるないさ~!
『孤独の科学』を読みました
- 作者: ジョン・T.カシオポ,ウィリアムパトリック,John T. Cacioppo,William Patrick,柴田裕之
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2018/02/03
- メディア: 文庫
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機内では、『孤独の科学』J・T・カシオポ/W・パトリック著、柴田裕之訳(河出文庫)を読みました。「人はなぜ寂しくなるのか」というサブタイトルがついており、脳と心のしくみ、遺伝と環境、進化のプロセス、病との関係、社会・経済的背景・・・・・・「つながり」を求める動物としての人間の本性に迫った本です。一読して、拙著『隣人の時代』(三五館)の内容に通じる部分が多いと思いました。
窓から見た雲海
次第に空の色が変わっていきました
そして、こうなりました・・・・・・
読書の他は、村上春樹氏が「エレベーター音楽」と呼んだイージー・リスリングを聴きながら、窓の外をずっと眺めていました。最初は陽光を反射した雲海が見えましたが、次第に夕暮れの色合いになってゆき、最後は夜を迎えました。その色の変化というか、グラデーションがとても美しく、わたしは「飛行機の出発が1時間10分遅れたおかげで、綺麗な空を見ることができた」と思いました。そう、何事も陽にとらえて、「日日是好日」の精神を持つことが大事ですね。
着陸前にインドネシア機墜落を知る
着陸の少し前、インドネシアで29日午前6時半(日本時間同8時半)すぎ、ジャカルタから同国西部バンカ島パンカルピナンに向かっていたライオン航空JT610便(ボーイング737MAX8型)がジャワ島の北の沖合に墜落したニュースを目にしました。乗客乗員計189人について、国家捜索救助庁の幹部は「生存者は望めない」と述べているそうです。ちょうど飛行機に乗っているときに、こんなニュースを知るのは嫌なものです。そもそも鉄の塊が空を飛ぶこと自体がすごいことです。犠牲者の方々の御冥福を心よりお祈りいたします。
羽田空港に到着。ちかれたびー!
空港でラーメン屋さんを発見!
これが今夜のディナーでございます
羽田空港に到着したのは、もう20時近くになっていました。わたしはお腹が空いてフラフラになりながら荷物を受け取り、出口に向かいましたが、すぐにラーメン屋さんの看板が目に飛び込んできました。いつもなら定宿のある赤坂見附あたりで何か食べるのですが、この日はもう遅い時間だということもあって、迷わずその店に入って、海老ワンタン入り塩ラーメンと麻婆丼ミニを注文しました。味は御想像にお任せします。
ホテルにはハロウィン飾りが・・・・・・
その後、命からがら赤坂見附のホテルに辿り着きましたが、エントランスを入ったところにハロウィンの飾りがありました。そういえば、昨夜信じられないような暴徒が出現した渋谷はすぐ近くです。明後日がハロウィン当日なので、今夜も渋谷は賑やかでしょう。
でも、ブログ「渋谷の夜」でも書いたように、広末涼子のデビュー曲「MajiでKoiする5秒前」の歌詞のように「渋谷はちょっと苦手〜♪」なわたしなので、渋谷に行く気など毛頭ありません。東京に住んでいる娘たちにも行ってほしくないですね。
先日は、「バク転神道ソングライター」こと鎌田東二先生行きつけの渋谷センター街にあるビストロで会食しました。鎌田先生といえば、明日30日、冠婚葬祭総合研究所主催の講演会で「葬儀」についての講演をされます。鎌田先生の義兄弟であり、冠婚葬祭総合研究所の客員研究員であるわたしが参加しないわけにはいきません。台風26号の影響が心配されましたが、無事に石垣島から東京に入れて良かったです。
2018年10月29日 一条真也拝