営業推進部総合朝礼

一条真也です。
10月3日、松柏園ホテルで開催されたサンレー営業推進部の総合朝礼に参加しました。300人以上が集まりました。熱気ムンムンです!

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拍手の中を入場しました

f:id:shins2m:20181003110803j:plain全員で社歌を斉唱♪

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営業推進部総合朝礼のようす

 

東エリアの小谷課長による勇壮なふれ太鼓の後、まずは全員で社歌を斉唱し、戸畑営業所の林所長のリードで経営理念および「S2M宣言」を唱和してから、わたしが登壇して社長訓話を行いました。わたしは、最初にブログ「全互連創立60周年交流会」で紹介したイベントについて話しました。9月18日、全国冠婚葬祭互助会連盟(全互連)の60周年記念募集イベント交流会が盛大に開催されました。会場は、亀戸の結婚式場「アンフェリシオン」です。全国の互助会のスーパースターたちが初めて一同に会するイベントで、わが社からも、森さん、清澄さん、徳田さんという3人のスーパースターが参加しました。引率は玉中取締役と小谷課長でした。

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社長訓示を行いました

 

会場には全国から参集した互助会各社の社員さん、営業員さんが150名も集まり、熱気ムンムンでした。わたしが前会長として乾杯の音頭を取りました。
わたしは「今日は感無量です。わたしが会長時代に一番やりたかったイベントがこれでした。70年前、横須賀の地で誕生した冠婚葬祭互助会は名古屋で大きく花開き、静岡を経て、全国に広がってゆきました。互助会の保守本流、それが全互連です。みなさまは、その全互連が誇るトップスター、スーパースターです。今日は、日本中のスターが一同に会した初めてのオールスターの祭典です!」と述べました。

f:id:shins2m:20181003122322j:plain互助会営業は最高の仕事です! 

 

それから、わたしは「全国からお越しになられたみなさまのお顔を拝見していると、じつに『いい顔』をされています。この仕事に心からの誇りを持っておられる顔をされています。世の中には売られている色々な商品がございますが、互助会は冠婚葬祭という『人の道』を売るというこの上なく価値のある商品です。営業活動において、『自分の売っているものは正しい商品だ』という自信と誇り以上に力になるものはありません。日本人の儀式文化と相互扶助の心を守る互助会営業は最高の仕事です。日本人の幸せのためにも、これからも互助会の拡大に努められて下さい!」と述べました。その言葉を今日は、わが社の営業員のみなさんに贈りました。

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100歳以上の日本人が7万人に!

 

続いて、わたしは「敬老の日」の話題に移りました。
厚生労働省は毎年、敬老の日を前に、住民基本台帳をもとに100歳以上の高齢者を調査していますが、それによれば、今月1日の時点で、100歳以上の高齢者は全国で6万9785人と、去年より2014人増え、48年連続で過去最多を更新しました。男性が8331人、女性が6万1454人で、女性が全体の88.1%を占めています。

f:id:shins2m:20181003111534j:plain田中カ子(かね)さんの言葉に感動

 

国内の最高齢は福岡市に住む田中カ子(かね)さんで、明治36年1月生まれの115歳です。福岡市東区の老人ホームで暮らす田中さんは、「老人の日」の前日、福岡市の高島市長の表敬を受けて花束をプレゼントされました。田中さんは、海外旅行などこれまでの人生で経験したことを語り、「人生楽しいです。最高です」と語りました。好奇心旺盛な田中さんですが、「何かしたいことはありますか?」と質問されると、「もう少し生きてみたい!」と言いました。この言葉に、わたしはものすごく感動しました。

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超高齢社会はどうなるのか?

 

それにしても、7万人も100歳以上の老人がいる超高齢社会の日本は、これからどうなるのか。国民の5人に1人が古希を超え、高齢者の3人に1人が80代以上となります。わたしは、ブログ『未来の年表2』で紹介した産経新聞論説委員の河合雅司氏の著書の内容を紹介しました。同書には、日本の高齢社会の特徴として、(1)高齢者の「高齢化」、(2)独り暮らしの高齢者の増大、(3)女性高齢者の増大、(4)低年金・無年金の貧しい高齢者の増大が挙げられています。このうち、すぐに社会に影響を及ぼしそうなのが、「高齢化した高齢者」および「独り暮らしの高齢者」の増大だといいます。

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日本人には死生観が求められている! 

 

こんな中、「終活」というものが注目されていますが、人生の終い方としての「終活」ではなく、人生の修め方としての「修活」が重要であると考えます。そして、究極の「修活」とは死生観を確立することではないでしょうか。死なない人はいませんし、死は万人に訪れるものですから、死の不安を乗り越え、死を穏やかに迎えられる死生観を持つことが大事だと思います。まさに現在の日本人が最も求めているのが死生観だと思います。

f:id:shins2m:20181003111405j:plain互助会の役割はさらに大きくなる!

 

そして、ここで冠婚葬祭互助会の役割が大きくなってきます。互助会の会員さんは、そのほとんどが葬儀を前提とした高齢者の方々です。互助会は日本人の葬送文化を支えているわけですが、わたしは「亡くなったら葬儀をします」だけでは互助会の未来はないと思っています。会員さんがお元気なうちにお役に立てる互助会でなければなりません。そこで重要になってくるのが死生観です。高齢の会員様に「老いる覚悟」と「死ぬ覚悟」を自然に抱いていただけるようなお手伝いができれば、互助会の役割はさらに大きくなるでしょう。

f:id:shins2m:20181003115128j:plainこの最高の仕事に誇りをもって下さい!

 

最後に、わたしは「互助会営業は『人の道』という最高に価値のあるものを売る仕事です。この仕事は単なる生活の糧を得る仕事でなく、『人助け』であり『世直し』そのものです。どうか、この最高の仕事に誇りをもって下さい!」と述べてから降壇しました。すると、営業員さんたちから盛大な拍手を頂戴し、わたしの胸は熱くなりました。

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決意表明のようす

 

社長訓話の後は、各営業所長およびブロック長による決意表明が行われました。北九州だけで3ブロック・17営業所あるのですが、それぞれに力のこもった決意表明を行ってくれました。まったく、頼もしい限りです!

f:id:shins2m:20181003114359j:plain決意表明の後で講評を述べました

 

すべての決意表明が終わった後、わたしは「素晴らしい決意表明でした。みなさんの顔を見ていたら、真剣でした。嘘をついているようには見えません。きっと、口にしたことは果たしてくれるでしょう。何事も陽にとらえて、前向きに明るくしていれば必ず好転します。みなさんなら、必ず、やれます!」と講評を行いました。

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和のこえ」を行いました

 

その後は、営業推進本部長の玉中取締役が挨拶し、最後は東エリアの小谷課長の音頭で「和のこえ」を行いました。わたしたちは、手をつないで「ガンバロー!」と3回唱和しました。わたしは、「この勢いがあれば、今年の目標は必ず達成できる!」と思いました。今後は、各地の営業所や相談室をガンガン回ろうと思っています。どうぞ、よろしく!

 

2018年10月3日 一条真也