お彼岸について考える

一条真也です。
ブログ「8月は死者を想う季節」で紹介したように、先月からWEB「ソナエ」で「一条真也の供養論」というコラムの連載がスタートしました。


お彼岸について考える

 

一条真也の供養論」の第2回タイトルは、「お彼岸について考える」です。9月にはお彼岸があります。20日に彼岸入り、23日が「秋分の日」で、26日が彼岸明けです。彼岸は浄土思想に由来する。阿弥陀如来が治める極楽浄土(西方浄土ともいう)は、西方の遥か彼方にあると考えられていました。そのため、真西に太陽が沈む春分秋分の日は夕日が極楽浄土への「道しるべ」となると考えられていたのです。

 

春彼岸は、3月18日~24日、秋彼岸は9月20日~26日というふうに、3月の「春分の日」と、9月の「秋分の日」の前後3日間の計7日間、もしくはこの期間に行われます。この7日間にも理由があります。すなわち、最初の3日は父方の供養、後の3日間は母方の供養、中の1日は水子、子供の供養をする日なのです。わたしは、『決定版 年中行事入門』(PHP研究所)の内容なども織り込みながら、「お彼岸」についての思いなどを書きました。ご一読いただければ幸いです。


決定版 年中行事入門

決定版 年中行事入門

2018年9月3日 一条真也