2018年庸軒ごよみ

一条真也です。
2018年度の「庸軒ごよみ」が完成しました。
わたしが「庸軒」の雅号で詠んだ短歌を掲載したカレンダーです。
1年が過ぎるのは早いもので、もうカレンダーの季節なのですね。


2018年版ができました!



誕生のきっかけは、2006年のサンレー創立40周年にあたり、記念に作成し、各方面にお配りしたことです。すると、嬉しいことに、予想を超える高い評価を賜りました。さらには、「また作ってほしい」との要望をたくさん頂戴しましたので、翌年からも作ることにした次第です。
11月17日はサンレー創立51周年の記念式典が松柏園ホテルで開催されます。式典の終了後に、このカレンダーを紅白饅頭と一緒に参加されたOBおよび全社員に配ります。また、互助会の会員様や弊社施設のお客様などで希望者があれば、できるだけお渡しするようにしています。


「庸軒ごよみ」1月〜3月

「庸軒ごよみ」4月〜6月

「庸軒ごよみ」7月〜9月

「庸軒ごよみ」10月〜12月



このカレンダーには、わたしが詠んだ12首の短歌が掲載されています。
いずれも、石田梅岩の「心学」で盛んだった“道歌”を意識して詠んだもの。
12首の道歌は、以下のとおりです。「無縁社会」を吹き飛ばし、「有縁社会」そして「心ゆたかな社会」としてのハートフル・ソサエティの到来を呼び込むための言霊を集めました。



 1月  おめでとう祝ふ言葉は暗闇を 明るく照らす幸せの窓
 2月  万人に分け隔てなく降り注ぐ 陽はまた昇り 人は旅立つ
 3月  野の花を一輪挿しにするごとく かけがえのない人をまつらん
 4月  自らの仕事を愛せ誇り持て そこに開ける幸せの道
 5月  この生を修めんとして生くるなら 命かがやき すべて美し
 6月  人はみな 心のままに助け合ひ ともに支える 善きものと知る
 7月  永遠の秘密を知りて死を超ゆる 旅立つ先は母なる世界
 8月  長崎の鐘を鳴らせばこの命 いま在る奇跡 涙こぼるる
 9月  風吹けど月は動かず われもまた志をば曲げずに行かん 
10月  人はみな老いて死ぬると知るならば 覚悟をもちて生を修めん
11月  何事もおかげさまを口癖に 生くる者をば先祖は守る
12月  目に見えぬ縁と絆を目に見せる 素晴らしきかな冠婚葬祭


「庸軒ごよみ2018年」プレゼント



このカレンダーには、「月齢」および「六輝」も入っています。また、スケジュールなどの記入も自由に出来る仕様になっています。
わたしの短歌の出来は別にしても、「なかなか使いやすい」と好評です。明朝よりオフィシャルサイト「ハートフルムーン」でプレゼントのご案内を開始します。数に限りがございますので、ご希望の方は早めにお申し込み下さい。



2017年11月17日 一条真也