シニア交流に活用

一条真也です。
ブログ「わが社のたくらみ」で紹介したように、わが社の記事が「日本経済新聞」9月23日朝刊に掲載されました。ブログ「日経新聞取材」で紹介した、日本経済新聞社北九州支局の山根支局長から取材をお受けした記事です。本日、「日経MJ」10月6日号にも記事が掲載されました。


日経MJ」2017年10月6日号



「シニア交流に活用」の大見出し、「冠婚葬祭のサンレーの葬儀会館」「映画や歌・踊りの発表会」の見出しで、わが社の代名詞でもある「隣人祭り」の写真とともに、以下のようなリード文が書かれています。
「【北九州】九州・沖縄地域を中心に冠婚葬祭施設を展開するサンレー北九州市佐久間庸和社長)は主力の葬儀会館をシニア世代の交流施設として活用する。地域住民が趣味や会合で日頃から集える場所として貸し出すほか、映画や食事会を催す。古民家を改装した小型施設も新たに立ち上げ、2020年をめどに施設数を5割増の100カ所に増やす」



また、記事には以下のように書かれています。
「同社は『紫雲閣』ブランドで福岡、大分、宮崎、沖縄各県と石川県に67施設を持つ。まず来春にかけて福岡市や大分県別府市に進出し、10カ所を新設。増え続けるシニア世代を生前からサポートする事業に軸足を移す。
葬儀市場では高齢者の単身世帯の増加や少子化を背景に自宅の密葬や家族葬で済ませるケースが増加。企業でも経営陣の社葬をせず、ホテルでお別れ会のみ開く例が目立っている。
一方でシニア層は手芸品の展示会、歌や踊りのサークル発表会など『地域の人間関係を豊かにして暮らしたいニーズが強い』(佐久間社長)。既存施設で葬儀に向かない友引の日に映画を上映したり、フラダンスの発表会や盆踊り、フリーマーケットなどを開いたりしたところ、好評だったという」



さらに、記事には以下のように書かれています。
「10月中旬には古民家を改装した「三礼庵(あん)」を北九州市に開き、茶道を楽しむなどカルチャーセンターのような過ごし方も提案する。従来の葬儀会館より低投資で開設していく。同社には1級葬祭ディレクター、上級心理カウンセラーなど各種団体の認定資格を持つ職員も多く、葬祭以外のイベント運営や接客に対応できるとみている。施設職員が近隣の高齢世帯の買い物代行やゴミ出しの手伝いをできるかなども自治体と相談しながら検討していきたい考えだ。同社は1966年創業で、冠婚葬祭の費用を積み立てる互助会制度を活用した葬儀会館事業をいち早く展開してきた。地域交流拠点への転換は、幅広い世代に生前から施設に親しんでもらい、互助会への加入につなげる狙いもある」



2017年10月6日 一条真也