合同還暦祝い

一条真也です。
28日の夜、松柏園ホテルで「合同還暦祝い」が開催されました。
じつに100人以上の参加者が集い、大いに盛り上がりました。
今年から「隣人祭り」の一環として行われることになったのです。もう御存知の方も多いでしょうが、わが社は「隣人祭り」に力を入れています。


最初に神事を行いました



わが社の「隣人祭り」は2008年から本格的にスタートしましたが、2015年は650回以上開催しました。おそらく、わが社は日本でもっとも地域の隣人が集う「隣人交流イベント」あるいは「地縁再生イベント」の開催をサポートしている組織だと思います。本家のフランスをはじめ、欧米諸国の「隣人祭り」は地域住民がパンやワインなどを持ち寄る食事会ですが、そのままでは日本に定着させるのは難しいと考え、わが社がサポートするイベントでは、季節の年中行事や通過儀礼などを取り入れています。


玉中取締役による「開会あいさつ」



たとえば、花見を取り入れた「隣人さくら祭り」とか、雛祭りを取り入れた「隣人ひな祭り」、七夕を取り入れた「隣人たなばた祭り」、秋の月見を取り入れた「隣人祭り 秋の観月会」、クリスマスを取り入れた「クリスマス隣人祭り」といった具合です。そして、節分を取り入れた「隣人祭り 合同厄除け祝」も同じです。これは、日本発のオリジナル隣人祭りのひとつなのです。


還暦者の入場のようす

還暦者が紹介されました



今回の「合同還暦祝い」には、サンレーの東常務をはじめとする7名の還暦者が参加しました。まずは神殿で神事を行い、それから写場で記念撮影をしました。場所をバンケットに移して、祝宴です。サンレーの玉中取締役による「開宴のことば」の後、還暦者が赤ちゃんちゃんこで入場しました。


佐久間会長が挨拶しました



それから、佐久間進サンレー会長が登壇して、祝辞を述べました。
佐久間会長は「今年から、このように還暦を迎えられた方をみんなでお祝いしたいと思います。今日は、おめでとうございます」と述べました。


続いて、わたしも挨拶しました



続いてわたしが登壇して、サンレー社長として祝辞を述べました。
わたしは、先程の神事の内容が素晴らしかったこと、それから以下のように述べました。近年、30歳前後を「アラサー」、40歳前後は「アラフォー」、50歳前後は「アラフィフ」と呼びます。60歳前後は伝説の名俳優・嵐寛寿郎をもじって「アラカン」と言うそうです。


「還暦」について話しました



還暦は第2の誕生とされ、生まれ直すといって赤子のように赤色の衣服や頭巾などを贈って祝います。還暦に贈る赤色は、赤子に贈る赤い品々になぞらえています。赤色は、朱色や紅色なども含めて祝意を表すもので、縁起物や祝事の膳椀、酒樽(さかだる)などに使用されました。それとともに、魔除(よ)けの意味でも赤色は重視されました。


長寿祝いの意味を述べました



そして、わたしは「還暦は長寿祝いのスタートです」として、老いるべき運命にある人が幸せに生きていく上でとても重要なことであると述べました。
人は長寿祝いで自らの「老い」を祝われるとき、祝ってくれる人々への感謝の心とともに、いずれ1個の生物として自分は必ず死ぬという運命を受け入れる覚悟を持つ。また翁や媼となった自分は、死後に神となって愛する子孫たちを守っていくのだという覚悟を持つ。祝宴のなごやかな空気のなかで、高齢者にそういった覚悟を自然に与える力が、長寿祝いにはあります。


還暦者に記念品を贈りました

カンパ〜イ!



その後、還暦者のみなさんに記念品(高級ブックカバー)を贈呈しました。それから還暦者による「大盃の儀」が行われ、次々と酒を飲み干す姿に会場が大いに沸きました。その後、ザ・ブリティッシュヒルズの大塚総支配人による乾杯の音頭を合図として、祝宴が華やかに幕を開けました。


「私は誰でしょう?」で盛り上がりました

熱狂のカラオケタイム♪



わたしは、いろんな方々とお酒をついだりつがれたりしながら、大いに語り合いました。やはり、祝宴で飲む酒は格別です。
その後は、「わたしは誰でしょう?」のアトラクションやカラオケタイムで楽しみました。みなさん、とても歌がお上手な方ばかりです。


若い広場」を歌いました♪

ひよっこ」のテーマソングです♪



最後は、わたしの番が来ました。わたしは桑田佳祐の「若い広場」を歌いました♪ NHKの朝の連続テレビドラマ「ひよっこ」のテーマソングですが、わたしは基本的にテレビは観ません。でも、この「ひよっこ」だけは気になったので、ネットの動画配信で一部を観ました。地方から集団就職で東京からやってきた若者たちが、さまざまな苦難にも負けずに健気に生きている姿に感動しました。そして、「学歴よりも苦歴が大事」と思ったのであります!


最新のカラオケ配信曲に挑戦しました

昭和の香りが強く漂うナンバーです

心を込めて歌いました♪

やっぱり、桑田サンの歌はいいですね!



この「若い広場」ですが、つい数日前にカラオケ配信が開始されたばかりです。わたしが恐る恐る「東京の止まり木」で歌ってみたところ、なんと全国1位になったのです。今日は、「もう若くない人たちに、若い広場の歌を贈りま〜す!」と言ってから熱唱しました。昭和の香りがプンプンと強く漂うナンバーですが、サビの「若〜い広場〜♪」のところで客席に降りて、わたしは還暦者の1人ひとりと固い握手を交わしました。


サビの部分で客席に降りました

歌いながら、還暦者と握手をしました

明日への祈りを込めて歌いました♪



その後、次年度の還暦対象者の紹介がありました。
続いて、還暦者を代表し、東常務が「お礼のことば」を述べました。
そして、最後は、サンレー名物「末広がりの五本締め」です。
この「人間関係を良くする魔法」は、全国的にもすっかり有名になりました。今夜は、オラシオンの柿本支配人がしっかりと締めてくれました。それから「閉会のことば」があり、還暦者が退場して、出口で送賓してくれました。


還暦者からの御礼の挨拶

最後は「末広がりの五本締め」で・・・



初めての行事でしたが、予想をはるかに超えて盛り上がりました。
わたし自身も大変楽しく時間を過ごすことができ、大満足です!
還暦者のみなさん、今日はまことにおめでとうございました。
これからも、どうぞお元気で頑張ってください!



2017年8月28日 一条真也