『慈経 自由訳』新PV

一条真也です。東京に来ています。
3日は全互連の正副会長会議、理事会に参加した後、静岡に入ります。
ブログ『慈経 自由訳』で紹介した2014年上梓の拙著は、ブッダの最初のメッセージをわたしなりに解釈した内容ですが、おかげさまで、多くの方々から過分なご評価をいただきました。本当に、ありがたいことです。


ブログ「『慈経 自由訳』PV」で紹介したように、そのプロモーション・ヴィデオ(PV)も作成しました。こちらも好評でしたが、多くの方々から「文字が小さくて、『慈経』のメッセージが見にくい。できれば、ナレーションを入れてほしい」との要望を頂戴していました。今回、ナレーション入りのニューバージョンが完成しましたので、ここにお知らせいたします。



PVの冒頭には「世界平和パゴダ」の外観が映し出され、それからパゴダ内で「慈経」がミャンマー僧によって朗唱されている場面が登場します。続いて、以下のようなテロップが流れます。



親から子へ、
そして孫へと伝えたい
「こころの世界遺産
「慈経」(メッタ・スッタ)とは―
仏教の開祖であるブッダの本心が、
シンプルかつダイレクトに語られた教え。
ブッダは、人間が浄らかな高い心を得るために、
すべての生命の安楽を念じる
「慈しみ」の心を最重視した。
八月の満月の夜、
月の光の下、
「慈経」を弟子たちに説いた

数多くある仏教の諸聖典のうちでも、
「慈経」は最古にして最重要なお経である。
上座仏教の根本経典であり、
大乗仏教の「般若心経」に比肩するものである。
ブッダが本当に伝えたかったこと」が、
ここに示されている。



その後、クロード・ドビュッシーの名曲「月の光」の調べに乗せて、世界的写真家リサ・ヴォートさんの美しい写真とともに「慈経」の自由訳文が流れ、さらには女性の優しい声で訳文が読み上げられます。ブッダの教えがより伝わりやすくなったのではないかと思います。わたしは、「慈経」の崇高なるメッセージが世界中に広がることを心から願っています。
すべての生きとし生けるものが 幸せであれ 平穏であれ 安らかであれ。


慈経 自由訳』(三五館)



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2017年8月3日 一条真也