麻央さん、お疲れ様でした。

一条真也です。
悲しいニュースに接しました。
がん闘病中だった小林麻央さんが亡くなられたのです。
先程、「小林麻央さん死去 34歳 22日夜自宅で 闘病中にブログ続けるも力尽く」の見出しで、スポニチが訃報記事を配信しました。
心より故人の御冥福をお祈りいたします。


「ヤフー・ニュース」より



じつは、わたしの妻は毎日、麻央さんのブログを読み、その回復を願っていました。妻から麻央さんの容態などについてよく話を聴いていたので、わたしも信じられない気持ちでいっぱいです。とても残念です。
幼いお子さんを二人残して逝かれる心情を思うと、たまりません。



でも、麻央さんの生き様は多くの人々に勇気を与えました。
これほど「覚悟」を持って生き切った方はなかなかいないと思います。
「死への覚悟」だけでなく、「生き抜く覚悟」も持っておられました。
麻央さんの生き方は、確実に日本人の死生観に影響を与えました。



麻央さんは、ブログの持つ豊かな可能性をも示して下さいました。
これほど個人の病状を多くの日本人が気遣ったことがあったでしょうか。
それこそ、昭和天皇のご闘病以来ではないかと思えるほどです。
みんなが麻央さんの病状を気にし、回復を願っていました。
麻央さんは、ご自宅で愛する家族に囲まれた麻央さんは最愛の海老蔵さんに「愛してる」と言って、この世を旅立って行かれました。



麻央さんから愛を渡された海老蔵さんも、立派だったと思います。
夫として、父として、役者として、そして男として、立派でした。
わたしは、心から市川海老蔵という方を尊敬します。
お二人は本当に見事なご夫婦でした。わたしも含めて、多くの人々に夫婦愛の素晴らしさを教えてくれました。ありがとうございました。
麻央さん、お疲れ様でした。どうか、安らかにお休み下さい。合掌。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2017年6月23日 一条真也