龍山寺再訪  

一条真也です。
サンレー創立50周年記念旅行の1班で、台湾に来ています。
台湾の首都はご存知のとおり、台北ですが人口は260万を超え、政治、経済、文化の中心地となっていますが、世界中から観光客が集まる一大観光都市でもあります。


龍山寺の正門

訪れるのは2度目です



台北では、最初に龍山寺を訪れました。ブログ「龍山寺」で紹介したように、2013年4月3日にも、わたしはここを訪れています。あのときは、東アジア冠婚葬祭業国際交流研究会のメンバーとしての訪問でした。


龍山寺の案内板

合掌しました



いま、日本では全国各地の神社仏閣が「パワースポット」として賑わっていますが、台湾を代表する「パワースポット」が台北市内にある龍山寺です。
WBFグループが運営する旅行サイト「HAPPY HOKIDAY」では、次のように紹介されています。
「正式名称は『艋舺龍山寺(マンカーロンシャンスー)』、艋舺は現在の萬華地区の意味で台北発祥の地と言われています。中国大陸の福建省から人々が艋舺に移住してきた当時、生活環境が悪く疫病が流行したため、神のご加護と平安を祈る為に1738年に建てられたのが龍山寺の始まりでした」


龍山寺にて

龍山寺にて



また、「HAPPY HOKIDAY」では、次のように紹介されています。
龍山寺は伝統的な中国の 四合院宮殿式を採用し、北を背に前殿、本殿、後殿、左右の鐘樓、鼓樓と回廊で『回』の形に構成されています。道教儒教の影響も受けていますが基本的には仏教寺院で、本尊には観音菩薩を祀っています」


龍山寺にて

龍山寺にて



さらに、「HAPPY HOKIDAY」では、次のように紹介されています。
第二次世界大戦中には、米軍の空襲により本殿が全焼する大惨事だったにもかかわらず、この観音菩薩像だけはまったくの無傷だった為、当時観音様のお膝元は絶対安心だと信じられ、空襲の度に人々は龍山寺に集まったと言われています。その他、地震や台風、火災などにもより何度も破損していますがその度に改修・修復されて来ました。 現在の伽藍は1953年に再建されたもので、今も昔と変わらず龍山寺は台湾の人々の心の寄りどころとなっています」


龍山寺にて

頭が良くなりますように・・・



さて、龍山寺のみどころですが、やはり仏教、儒教道教が習合している宗教施設ということにつきます。「HAPPY HOKIDAY」による解説は以下のとおりです。
「晴れた日には、そり返った屋根の上から今にも飛び立ちそうな龍や鳳凰に注目。色鮮やかな瑠璃細工でできていて、その精巧さは目を見張るものがあります。また正面入り口にある一対の龍柱は台灣唯一の鑄銅製で、柱に巻きつく大龍と細かく表現された神々や動物が素晴らしい必見ポイント。
本殿には、 8頭の龍が螺旋状に32組の層をなして輪廻を象徴している円形天井があり、一本の釘も使われていないこの匠の技は、国宝にも指定されています。他にも、みごとな浮き彫りが施された本殿の石柱や、後殿両側に飾られた陶器の壁掛け、石彫刻の窓枠、柱を支える抱鼓石など、龍山寺の名前のとおりあちらこちらに龍の姿がみられます」


観光ガイドの説明を聴く

観光ガイドの説明を聴く



続いて、「HAPPY HOKIDAY」には以下のように解説されています。
龍山寺の本尊は仏教の観音菩薩ですが、奥の後殿には航海の守護女神である媽祖(まそ)、学問の神として文昌帝君(ぶんしょうていくん)、商業の神として関羽など、道教儒教の神や歴史上の人物も合わせて祀られています。台湾ではこうして多様な神様を一緒に祀っているお寺が良くみられますが、寛大でおおらかなお国柄を表しているようで興味深いところです。月下老人には良縁、 華陀仙師には健康祈願、 註生娘娘には子宝、安産など、現地のようにお願い別にお目当ての神様をお参りすれば、効果も期待できるかもしれません」


龍山寺にて

わたしは何を祈願したでしょうか?



さて、わたしは龍山寺で何を祈願したのでしょうか?
それは、もちろんヒ・ミ・ツです。でも、いつも当ブログを読んでいただいている方ならば、お察しいただけるのではないでしょうか。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2017年3月1日 一条真也