維新百年記念公園

一条真也です。
昨夜は全互連の西日本ブロック会議の懇親会で痛飲しました。
一夜明けた今朝は、ブログ「中原中也記念館」で紹介した湯田温泉にあるミュージアムを訪れた後、維新百年記念公園に向かいました。


維新百年記念公園にて

維新百年記念公園の「沈床花壇」にて

素晴らしいブロンズ彫刻が!

ぎっくり腰は治りました



ここは建設省が全国で10箇所を指定した「明治百年記念森林公園」の1つで、陸上 競技場や多目的体育館、野外音楽堂などを備えていますが、文化施設も充実しています。「子供の四季」という素晴らしいブロンズ像もありました。これは、HITOSHI ITOUが昭和47年(1972年)に製作した彫刻で、二人の少女が互いに手をあげ、激しくまた軽やかに舞い、躍動美の中に子供の夢と希望があふれています。あまりに素晴らしいので、近くにいた人とともに同じポーズをしてみました。


あ、あれは!

もしかして松下村塾のモニュメント?



さらに、この公園には信じられないようなモニュメントがありました。 
遠くから複数の銅像が見えたので、「維新百年」をテーマとする公園であることから、最初は松下村塾吉田松陰が弟子たちに講義をしている姿かなと思ったのですが、近づいてみると、なんと孔子の講義風景でした。
孔子杏壇講学像(こうしきょうだんこうがくぞう)、すなわち「孔子と弟子たちの像」です。いやあ、たまげたのなんのって!


孔子杏壇講学像

孔子先生

子路顔回

冉求

曾参

子貢

こんな凄いモニュメントがこの世にあったとは!



この孔子と弟子たちの像は、山口県山東省の友好協定締結25周年を記念して、平成19年(2007年)11月に中国の山東省から寄贈されました。孔子には、72賢人をはじめ3000人の弟子がいたと伝えられています。維新百年記念公園の像は、孔子が杏壇で5人の弟子に教えを説いています。像は、向かって左から冉求、子路顔回孔子、曾参、子貢の順に配置されています。ブログ「孔子像」で紹介したように、わたしはこれまでも多くの孔子像を訪れてきましたが、ここは初めてです。
弟子たちの像まであって、わたしは狂喜しました。


兄弟子とともに孔子先生の話を拝聴する

ありがたいお話、もっと近くで聴きたい!



孔子杏壇講学像を見たわたしが、どれほど感動したか想像がつきますか?
孔子と弟子たちの像はどれも、まばゆい黄金色に輝いていました。
わたしは、思わず、弟子たちの間に座って孔子先生の教えを拝聴しました。


孔子先生、礼についてお教え下さい!

孔子先生、ありがとうございます!

人類史上最も尊敬する孔子先生と



いま、わたしは小中学生向けの『はじめての論語』(仮題、三冬社)という本を書いているところなので、なおさら心に沁みました。わたしが、人類史上で最も孔子先生を尊敬していること、もちろん知っていますよね。
それにしても、なんという素晴らしい朝でしょう!
嗚呼、朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり!


維新百年記念公園の総合案内板

沈床花壇

藤棚を望む

スペースワールドもありました



その他にも、維新百年記念公園には「沈床花壇」があり、壇を低くして花壇が作られているので、全体が見渡せます。隣には藤棚もあり、春は綺麗でしょうね。さらには、なんとスペースシャトル付きのスペースワールドまで併設されており、最高に素晴らしい公園でした。今度、サンレー北九州の社員旅行で訪れたいと思います。けっこう北九州から近いし・・・・・・。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2016年9月24日 一条真也