入棺体験

一条真也です。
今日は、大変貴重な体験をしました。
一度死んで、それから生まれ変わったのです。


イベントで「入棺体験コーナー」を設置



本日、「サンクスフェスタ in小倉紫雲閣」が開催されました。
全国の終活フェアなどで人気を呼んでいる「入棺体験」コーナーも設置しましたが、お客様が来る前に、自分でも試しに棺の中に入ってみました。普通サイズの棺だったので、ちょっと窮屈でしたが、なんとか体が納まりました。


わたしも棺の中に入ってみました



棺に入って目を閉じると不思議な感じで、本当に自分が死んだような気がしました。わたしは「これまでの人生に悔いはないか」と振り返り、自分の人生をフラッシュバックしてみました。すると、いろんな想いが次から次へと思い浮かんできました。亡くなった方の気持ちが想像できたように思います。


わが人生を振り返りました



入棺体験は、自分を見つめ直す行為になると実感しました。わたしは「わたしが人生を卒業する日はいつだろう。いずれにせよ、今日は残りの人生の第1日目だな」と思いました。そして、実際の自分の葬儀は湿っぽくせずに、明るいわたしのカラオケ愛唱曲を流してほしいなと思いました。
春ならば、サザンオールスターズの「彩〜Aja〜」
夏ならば、矢沢永吉の「時間よ止まれ」
秋ならば、佐野元治の「SOMEDAY」
そして冬ならば、北島三郎の「まつり」を流してほしいです♪


生まれ変わったつもりで頑張ります!



本当は1時間ぐらい入っていたかったのですが、お客様をご案内する時間が迫ってきたので、しぶしぶ棺から出なければなりませんでした。
わたしは、「死」と「再生」を疑似体験することができました。
一度死んだと思って、生まれ変わったつもりで頑張りたいです!



わたしは、「葬式は、要らない」とか「もう親を捨てるしかない」とか言われている方にも入棺体験をしていただきたいなと思いました。
きっと、その方の葬儀に対する考えも一変するかもしれません。
みなさんも「入棺体験」の機会があれば、ぜひお棺にお入り下さい。
そこには、思いもしなかった豊かな精神世界が待っていますよ!



(追伸)このブログ記事を読まれた「バク転神道ソングライター」こと宗教哲学者の鎌田東二先生から「棺体験、ブログ、拝読しました。わたしの知り合いの女性は、毎日、棺に入って眠っているそうです。彼女は棺をベッド代わりにしているのです。毎日どんな『死と再生』を経験しているのでしょうか」というメールが届きました。わたしは、「その方は、吸血鬼だと思います」と返信いたしました。すると、鎌田先生から「はい。吸血鬼に憧れているようなかわいい女性です」との返信が! うーむ、もしかしてゴスロリ



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2016年6月26日 一条真也