人力車でガンジス川へ!

一条真也です。
インドに来ています。
14日の夕方、サルナートからバナラシに向かいました。
バナラシは「ベナレス」とも呼ばれ、聖なるガンジス川が流れる地です。


バラナシの人力車軍団

小谷みどりさんと一緒でした



ここで夕方行われる「プジャー」というヒンドゥー教の礼拝を視察にガンジス川に向かうことになりました。この日は日曜日で非常に人出が多いので、バスは途中までしか行けません。わたしたちは自転車の人力車に乗ることになりました。2人乗りでしたが、わたしは第一生命経済研究所の主任研究員である小谷みどりさんと一緒に乗ることになりました。
「終活の女王」などと呼ばれている小谷さんと一緒とは光栄ですが、周りからは「新婚さんみたいですね」と冷やかされました。


進む人力車

危ない!

牛がいました

また牛がいました

モー、牛だらけです!



わたしたちの人力車の車夫さんは体が不自由らしくて、ハンドルの操縦が思うように行かず、いかにも大変そうで気の毒でした。
小谷さんはトライアスロンをやられているそうで、「わたしが代わってあげたいくらいです」と言われていました。本当に優しい方ですね。


渋滞の中を人力車は進む

対向車線もすごいことに!

もう完全にカオスです

おいおい!



わたしたちの乗った人力車は他の人力車やバイクや自動車などと何度も接触しそうになりました。また、何度か実際に接触して、正直言ってチョー怖かったです。小谷さんとわたしは、ともに終末読本『ソナエ』に連載ページを持っている仲なのですが、わたしたちは「もし2人が事故で死んだら、ソナエの赤堀編集長が驚くでしょうね」とか「終活WEB『ソナエ』のTOP記事になることは間違いありませんね」などと愚にもつかぬことを言い合いました。


あ、こんなところでクマ男を発見!

うわあー、マジありえん!



ガンジス川に近づくにつれ、道路は渋滞しましたが、それにしても自転車、人力車、バイク、自動車、そして牛が混在している様子は、まことにシュールな眺めでした。クラクションの音も大きく、絶え間なく鳴らされるので、なんだか頭がクラクラしてきました。
ガンジス川からの帰りも同じ車夫さんで、再び小谷さんと一緒にバラナシの夜道を終活談義をしながらホテルまで戻りました。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2015年2月15日 一条真也