宮崎、議員やめるってよ

一条真也です。
今日、「週刊文春」で女性タレントとの不倫疑惑を報じられた自民党の宮崎謙介衆院議員が議員を辞職する意向を固めました。「育休宣言」のウラでゲスな行為が行われていたことを認めたわけです。


フジテレビ「ノンストップ!」より


たしかに有権者の立場からすればゲスの極みですが、昔の日本の政治家は妾を何人も抱えていたことを思えば、隔世の感がありますね。わたし個人は「不倫ぐらいで、いちいち辞職するんじゃ、政治家も大変だな」と思います。政治家というのは聖人君子である必要はありません。あくまで政策を実行するプロですから、国民のためになる大事を為してくれれば、それでいいと思います。



まあ、自民党の同僚議員からも言われているように、宮崎議員はたしかに「チャラ男」の印象がありますね。奥さんは美人ですけどね。
会見でも自慢のサラサラ・ヘアをなびかせていましたが、本当に反省しているというパフォーマンスをしたいならば坊主頭にしてくれば良かったと思います。かつて、浮気がバレたアントニオ猪木は坊主になってプロレスの試合に出場しました。



それにしても思うのは「週刊文春」の破壊力の凄まじさです。今年に入ってからも、ベッキーSMAP,甘利大臣・・・世間を驚かすスクープを続け、いろんな人の人生を狂わせてきました。なんでも、「週刊文春」のおかげで、週刊誌そのものが売れているそうです。
わたしも「サンデー毎日」にコラムを連載させていただいていますが、その影響力の大きさを日々実感しています。これからも「世の中を良くする」コラムだけを書いていきたいと思っています。
そういえば、どこかの週刊誌に朝井リョウ氏の青春小説『桐島、部活辞めるってよ』をもじった「甘利、大臣やめるってよ」という見出しが躍っていました。今度も、「宮崎、議員やめるってよ」という見出しが各誌を飾るのでしょうか?



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2015年2月12日 一条真也