大晦日も執筆中!

一条真也です。
今日は12月31日。
晦日ですが、ずっと新作の執筆にかかりっきりです。
『死ぬまでにしておきたい50のこと』(イーストプレス)という本です。また、『儀式論』(弘文堂)の執筆準備にも入っているため、参考文献の整理などを並行して行っています。もう目の回る忙しさです!
今夜は、久々に大晦日の格闘技特番(「RIZIN」)のTV生中継があるので、それだけは観たい! 曙vsサップに新鮮味はないけど・・・・・・。


今年、出版された「一条本」の数々



さて、2015年も、いよいよ過ぎ去ろうとしています。
今年は作家活動の上では、非常に満足のゆく年でした。
まずは、『決定版 冠婚葬祭入門』と『決定版 終活入門』に続く実業之日本社「決定版入門」シリーズの第3弾である『決定版 おもてなし入門』を上梓することができました。次に、戦後70年ということで、「死者を忘れるな」という想いを込めた『永遠葬』(現代書林)、『唯葬論』(三五館)、『墓じまい・墓じたくの作法』(青春新書インテリジェンス)の3冊を立て続けに上梓。
それから、宗教哲学者で京都大学こころの未来研究センター教授の鎌田東二先生との往復書簡集『満月交感 ムーンサルトレター』上下巻(水曜社)の続編である『満月交遊 ムーンサルトレター』上下巻(水曜社)も上梓できました。さらには、『礼を求めて』、『慈を求めて』に続く三五館の「求めて」シリーズの第3弾である『和を求めて』までも上梓することができました。それぞれのシリーズを完結させる重要な著作をはじめ、わが代表作というべき『唯葬論』も無事に世に送り出すことができて、本当に実りのある年でした。出版でお世話になった関係各位には心より御礼を申し上げます。


書斎の机の頭上にある書棚



もともと専業作家でないわたしには、こんな休みの日しかまとまった原稿が書けません。それにしても、ただでさえ忙しい大晦日に原稿をしこしこ書いていると、「これで、いいのか?」と思ってしまいます。ふと書斎の机の上を見上げれば、書棚の中に今年の11月30日に亡くなられた水木しげる大先生の「なまけ者になりなさい」という色紙が置かれています。これを見て、「自分も、なまけ者になりたい」と思いました。とりあえず、このブログのペースを落としたいのですが、書評ブログだけでも40冊以上のストックがあるため、とてもペースを落とすわけにはいきません。アップしなければ、せっかく書いた書評記事が腐ってしまいますから・・・・・・。


本当は「なまけ者」になりたい!



その上、ブログ「『朝日新聞』で連載を開始します!」で紹介したように、来年からわたしは「朝日新聞」本紙で連載を開始することになりました。編集部から連載の依頼があったとき、大いに驚き、受けるかどうか悩みました。しかし、「毎日新聞」に連載していた「ハートフル通信」が今年いっぱいで終了したこともあり、さらには「朝日の紙上で『礼』の精神を訴える」ことには大きな意義があると考え、お受けすることに決めました。まずは、1月27日(水)の九州・山口版の朝刊から掲載されます。連載タイトルは「一条真也の『こころの世界遺産』」に決まりました。
論語』『老子』『慈経』『旧約聖書』『新約聖書』『コーラン』『憲法十七条』『ソクラテスの弁明』『ギリシャ神話』『古事記』『アラビアンナイト』『アンデルセン童話集』など、人類の「こころ」に最大級の影響を与えた、また現在も与え続けている超・古典を紹介していきたいです。



わたしは今年から、日本経済新聞電子版の「ライフ」に「一条真也の人生の修め方」を、産経新聞デジタルの終活WEB「ソナエ」に「一条真也のハートフル・ライフ」を、さらには「サンデー毎日」に「一条真也の人生の四季」を連載開始しました。これら3つの連載は全国に向けた「三本の矢」ですが、来年からは「朝日新聞」本紙という強靭な矢も放つことになります。ここに、わたしは「天下布礼」を大きく前進させるための超媒体として、日経・産経・毎日・朝日という「四本の矢」を手に入れることができました。というわけで、これから「朝日」の「一条真也の『こころの世界遺産』」の原稿を書きます。それでは、みなさん、どうか、良いお年をお迎え下さい!



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2015年12月31日 一条真也