世界で最も美しい顔

一条真也です。
毎年恒例の「世界で最も美しい顔100人」ランキングが発表されましたね。
アメリカの映画サイト「TC Candler」が発表するものですが、昨年に続いて、K−POPグループ「AFTERSCHOOL」のナナが1位に輝きました。


E−TALENTBANKの記事「石原さとみやAKBぱるるもランクイン! 2015年版、世界で最も美しい顔ランキングTOP100発表」には、以下のように書かれています。
アメリカの映画レビューサイト『TC Candler』にて2015年版世界で最も美しい顔ランキングTOP100が発表された。2015年版、最も美しい顔に選ばれたのは韓国のアイドルグループFTERSCHOOLのNanaとなり、彼女は2014年に引き続き2年連続の世界一となる。また、スウェーデン出身の歌手Zara Larsson(ザラ・ロウション/12位)、ジャスティン・ビーバーやワン・ダイレクションのナイル・ホーランらとの熱愛も報じられているSeLena Gomez(セレーナ・ゴメス/38位)など、海外の著名アーティストも多数ランクインした。その他にもモデルのCloe Grace Moretz(クロエ・グレース・モレッツ/7位)、女優のEmma Watson(エマ・ワトソン/4位)やKeira Knightley(キーラ・ナイトレイ/64位)なども名を連ねており、毎年注目のランキングとなっている。
なお、日本からは、山下智久との月9共演が記憶に新しい石原さとみ(18位)や桐谷美玲(31位)、ぱるることAKB48の島崎遥香(74位)、佐々木希(84位)がランクインした。毎年注目度が増しているこのランキング。来年はどのような顔ぶれになるのか楽しみである]


ちなみに、2年連続世界一に輝いたのは、これまでミシェル・ファイファーソフィー・マルソーキーラ・ナイトレイのみです。
ナナは4人目の快挙を達成したことになりますね。


一昨年は、フランスの女優マリオン・コティヤールが1位に輝きました。
わたしが彼女の存在を初めて知ったのは、映画「エディット・ピアフ 愛の讃歌」で主演したときでした。わたしは、彼女のことを美女というより演技力の優れた実力派女優であると思いました。歌姫ピアフが乗り移ったような鬼気迫る演技に「憑依」という言葉さえ連想したことを記憶しています。実在の人物を演じる俳優とは一種の「霊媒」であるということを知りました。
ブログ「エヴァの告白」で紹介した映画でも素晴らしい演技でした。しかしながら、彼女を「世界最高の美女」というのは違和感がありましたが・・・。


2012年の1位はイギリスの女優エミリア・クラークでした。
HBOのドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のデナーリス・ターガリエン役で知られる人だそうです。わたしは、まったく彼女を知りませんでした。
そして2011年の1位は映画「ハリー・ポッター」シリーズでハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンでした。「あのハーマイオニーちゃんが世界一の美女とは!」と、非常に驚いた記憶があります。


考えてみれば、美意識というものは、文化が違えば当然異なるはず。
それを「世界一美しい顔」の統一ランキングが作られる背景には、「美のグローバリゼーション」のようなものがあるのでしょうか。
ミス・インターナショナル」のようなアマチュアが参加するコンテストと違って、プロの女優・歌手・モデルなどを対象とするこのランキングには、各国のエンターテインメント・ビジネスの力関係も関係してくるでしょうね。
過去の美女も含むオールタイム・ランキングなら、どうでしょうか。
風と共に去りぬ」のヴィヴィアン・リー、「ローマの休日」のオードリー・ヘップバーン、「裏窓」のグレース・ケリーが私的ベストスリーですね。はい。


ちなみに、「世界で最もハンサムな顔」のランキングも発表されています。
同じくE−TALENTBANKの記事「日本人1位は赤西仁! 竹之内豊、金城武もランクイン。『世界で最もハンサムな顔TOP100』発表」には、以下のように書かれています。
「2015年版、最もハンサムな顔に選ばれたのは、メキシコ出身のアーティスト、ディエゴ・ボネータ(Diego Boneta)。前年は4位からの躍進だ。
日本人トップは、34位の赤西仁。前回の52位からランクを上げた赤西は、このランキングを受け自身のTwitterで『「TC CALENDER‘s 世界で最もハンサムな顔100人ランキング 2015」34位! 皆様いつも応援ありがとう!』とファンへ感謝の気持ちを伝えた。また、日本人では竹之内豊が63位、金城武が73位にランクインしている。他には、8位にBOG BANGのT.O.Pが8位、同じくSOLが24位、2PMのテギョンが30位に入った」



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2015年12月28日 一条真也